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高配当株

【コロナに強い】通信各社の第1四半期決算を徹底比較 安全な高配当を続けられる企業はどこか?

高配当銘柄の多い通信業界(主に携帯電話・固定電話の会社)。
※楽天は本業が別であるため、比較対象から除外しております。

「NTTドコモ」や「KDDI」といった大手携帯3社など通信各社の第1四半期の決算を見ると、コロナなどどこ吹く風といった結果でした。

同じく高配当が多い総合商社と比較すると雲泥の差です。

>>>総合商社の2021年3月期第1四半期決算はこちら

投資に絶対はありませんが、コロナが猛威を振るう情勢の中ほぼ影響のなかった通信業界は、安全な投資先の一つといって過言ではありません。

ここでは、各社の決算数字をまとめてみましたので、数字を基にどの企業の株を購入するのが良いか検証していきます。

本記事が通信株を保有されている方、これから購入を検討されている方の参考となると幸いです。

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通信各社の第1四半期決算を比較 コロナに強い業界の中で最も安定して高配当を続けられる企業は?

通信各社の第1四半期決算を見て分かることは以下のとおり。

以上の観点から詳細を見てみましょう!

コロナの影響は他の業種に比べて限定的。総合商社と比べるとよく分かります

第1四半期決算は上図のとおり。KDDIが一歩抜け出して好スタートを切りました。

しかし、通期で見ると全社前年比並みかやや上で着地見込みのため、業界全体がコロナの影響は他業種に比べ少なかったことが見てとれます。

比較対象として、総合商社の第1四半期決算を下図に表示しておきます。

ご覧のとおり、全社減益か赤字転落です。

このことから、通信業界は全体が暴落する相場に強く、安定感があると言えるでしょう。

KDDIが良いスタートを切り、携帯3社で最も数字が安定している

やはりこの中で注目すべきはKDDI。

スタートで12.2%の増益は、他社と比較して抜けております。

そのため、通期見通しが前年比と同じというのは、やや控えめな感じがします。

単純に第1四半期の数字に4を掛けると、7,300億円の純利益となります。

当然単純な掛け算で結果は予測できませんが、2桁増益(10%以上の利益)も今後の状況次第で見込めるのではないでしょうか。

総じて高配当だが、ドコモとソフトバンクは配当性向が高めでやや危険か?

上図は今期の配当予想です。

全社申し分のない高配当ですが、ソフトバンクだけ5%台後半とかなり高くなっております。

そのため「業界自体が安定しているなら、一番配当がもらえるソフトバンクを買えばいい」という意見も出るかと思います。

しかし、配当性向が高すぎることと業績は3大キャリアの中ではやや見劣りするため、ここに一極集中するのはやや危険です。

また、NTTドコモも業績の割に少々配当を出しすぎている感じになりました。

連続増配が続いておりますが、今後の業績次第では増配ストップ、減配も考えられる水準です。

配当性向はその年上げた利益の何パーセント配当に回したかを測る、重要な数字です。

高配当銘柄をメインとする投資家は、必ず意識しなければなりません。

各社事情があるにせよ、利益の50%を大きく超える配当には注意が必要です。

以上からやや配当利回りの低いKDDIですが、株主優待があることも考慮すると、値上がり期待も含め3社の中で最も安全な投資先と言えるでしょう。

大手に紛れて優れたパフォーマンスの沖縄セルラー。株主優待もあり注目です

通信業界はどうしても大手3社に目が行きがちですが、それに隠れて前期最高益を達成した「沖縄セルラー」も注目です。

この企業はKDDIの子会社でありますが、沖縄県内ではシェアNo,1です。

業績・配当は申し分なく、KDDI同様カタログギフトの株主優待がもらえます。

難点はやや株価が高くなり初期投資40万円以上となったため、ある程度余裕資金のある方は是非検討してみて下さい。

終わりに

このように、通信業界はコロナショックにも現状強さを見せております。

高配当銘柄の多い「銀行」「商社」「通信」の中で、最も安定感があります。

2019年に景気が下向きに変わったことを考えると、最もディフェンシブな通信業界の株を多めに保有するのが吉かと存じます。

ただし、1社だけ1業種だけに偏らせることなく、複数の銘柄・業種に分散し万一の暴落に備えることが重要です。

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