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【NTT】第2四半期決算  わずかに減収減益も安定感は健在

NTTの第2四半期決算が11月6日に発表されました。

特段サプライズはなく、ややマイナスとなったものの予想通り売上・利益とも前年同期比とそれ程変わりありません。

今回の決算発表の注目点は以下のとおりです。

  • 減収減益だが、コロナを考慮すれば優秀な数字
  • 現時点では政府の値下げ圧力の影響はない
  • 財務は健全で、倒産や減配のリスクは少ない
  • KDDIと比べるとやや見劣りするも、NTTも高配当株としては魅力的

それでは、以下詳細を確認していきましょう。

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減収減益だが、コロナを考慮すればほぼプラマイゼロ

売上は-3.0%、最終益は-1.1%と減収減益となりました。

しかし、悲観するレベルではなく、むしろコロナで二桁減益や赤字の企業が多い中ではほぼ無風であったと言えるでしょう。

そもそも3ヶ月ごとの決算数字で見れば、前年比0.6%のプラスです。

やはり同業のKDDI同様、通信業界ということでコロナへの強さを伺えます。

現時点では政府の値下げ圧力の影響はない

おそらくここが一番本株はじめ、通信株所有者が一番心配しているところでしょう。

この点について私は心配しておらず、時が過ぎれば解決する問題と考えております。

その理由は以前のKDDIの記事に記載しておりますので、興味があれば下記記事をご覧ください。

【KDDI】2021年3月期第2四半期決算も好調!懸念材料は政府による値下げ圧力のみか?

財務は健全で、倒産や減配のリスクは少ない

財務の健全性を測る項目は、フリーキャッシュフロー自己資本比率です。

具体的な条件は、

  • フリーキャッシュフローがプラスであること
  • 自己資本比率が40%以上であること

になります。

今回の決算を受けて、

  • フリーキャッシュフローはプラス
  • 自己資本比率は42.6%

と、双方クリアしております。

尚、NTTもJT同様元は国営であったことで、国が3割強保有しております。

この点も、財務健全・倒産リスクが極めて低いと言える要因の一つです。

KDDIと比べるとやや見劣りするも、NTTも高配当株としては魅力的

上図のとおり、2社を比較するとKDDIの方が利益を出せているのが分かります。

前期が終わり、KDDIが前年同期比7.3%プラスであるのに対し、NTTは-1.1%です。

しかし、NTTも大きく利益を下げているわけではありません。

双方最終見通しより高いペースで利益を上げていることから、見通しを上回る利益も十分射程圏内です。

また、下図のとおり配当利回りはNTTの方が高く、配当性向も無理のない範囲です。

現時点では充分高配当銘柄としておすすめできるレベルです。

終わりに

NTTはやや減収減益であったものの、充分収益を上げております。

配当利回りも4%以上あり、財務も健全で高配当狙いの場合の推奨銘柄と言っても過言ではありません。

しかし、依然政府の値下げ圧力があることから、過信は禁物です。

特に上述のとおり国が約3分の1を押さえているため、否が応にも同業他社より国の意向を一番に受けます。

これが吉と出るか凶と出るか、はたまた私の予想どおり何事も起こらないのか分かりません。

安定企業だからと大金を投資することなく、無理のない範囲で購入するようにしましょう。

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