月次恒例の日本株保有銘柄を公開します。
5月は予想どおり「セルインメイ」で日経平均は大きく下落しましたが、購入したい銘柄は軒並み決算がよく、買いたい価格まで下落することはありませんでした。
ということで、今月は新たに購入した銘柄および売却した銘柄はありませんでした。
※過去の実績は以下を参照下さい。
【2021年5月時点】日本株の保有銘柄一覧
前月比で68,260円資産が増加しております。
月末大きく下げなければ、+100,000円超えていましたね。
また、前述のとおり日経平均は大きく下落したものの、欲しい銘柄は欲しい水準まで下がらず、銘柄入れ替えはありません。
先月に続きけん引役は通信と銀行でしたが、オリックスもプラス圏内に入ってきました。
また、絶不調で推奨銘柄から外れかかっているJTも第一四半期の決算が思いのほかよかったため、一旦底を突いた感があります。
心配していたKDDIの今期見通しは良好
携帯料金値下げの影響で、これまで優良業種であった通信株ですが、今期の見通しを見てホッとした方は多いかと存じます。
NTTはドコモを吸収したものの収益基盤は他にもあるため心配しておりませんでしたが、KDDIは見通し次第では推奨銘柄から外れる可能性もあるのではと懸念しておりました。
しかし、上図のとおり、わずかではあるものの増収増益見込みです。
そして、連続増配も19期連続となり、とりあえずの不安は払しょくされております。
詳細については以前記事にしておりますので、以下参照下さい。
>>>【KDDI】決算発表 携帯料金値下げ圧力に屈せず、増収・増益見込み 配当金も19期連続増配へ
>>>KDDIの業績はこちら
手薄になった総合商社株は依然高いまま
総合商社は業績好調のため、株価は高止まりしております。
5月は全体的に株安で価格は下げたものの、まだまだ高いままです。
三井物産が配当利回り3.75%まで株価が落ちてきましたが、目標の4%まで接近することはありませんでした。
一番ほしい伊藤忠商事は、配当利回り3%に接近したくらいで、まだまだ購入できる水準にありません。
唯一、三菱商事は4.5%くらいですが、業績が一番微妙です。
上図のとおり、一見前年比2.2倍のため良く見えるのですが、これは前期が予想未達で発射台が低いから。
他が今期最高益を出す勢いにも関わらず、この数字では見劣りしてしまいます。
個人的に序列が三井物産にも抜かれているため、率先して購入する気になりません。
三菱商事の配当利回りが5%を超えてくるか、三井物産や伊藤忠商事が4%前後になるのを待ってから、購入するか検討します。
>>>【三菱商事】総合商社の序列変動か?決算発表を受けて大幅下落↓↓↓
>>>三菱商事の業績はこちら
トヨタ自動車は株式分割を発表。分割後の配当利回りに注目
トヨタ自動車は、今年の9月30日に1株→5株の株式分割を発表しております。
そのため、これまで高くて買えなかった方も、20万円そこそこで購入できるようになります。
時価総額日本一の銘柄ですので、分割後の配当利回り次第では推奨銘柄に入ってくる可能性があります。
業績の良くない自動車銘柄ですが、ここだけは別格のため、配当利回り次第では購入を検討していこうと考えております。
>>>【トヨタ自動車】9月30日株式分割(1株→5株)を発表!高配当株投資の新たな推奨銘柄になる可能性あり!!
終わりに
5月は個人的に出費が多かったため、現金は5万円程減らしてしまいました。
しかし、日本株およびインデックス投資の投資信託は依然好調のため、結果資産は前月比10万円程増えております。
昨年のように大暴落を起こしている際は、みるみる資産を減らしてしまいますが、銘柄選びさえ間違っていなければ、いずれ回復し暴落前の価格をも超えてきます。
やはり株式等への投資なくして、私のような凡人には富裕層へクラスチェンジする機会はないと再確認した1ヶ月でした。
そして、6月は高配当株式投資家が待ちに待った収穫のとき。
配当金もそうですが、12月にはあまりない株主優待も多く届くため、カタログギフトを選ぶなどの楽しみがあります。
配当金と株主優待を楽しみつつ、次の優良銘柄を買うチャンスを伺っていこうと思います。
◆2021年5月末のインデックス投資の実績はこちら
>>>【2021年5月末時点】インデックス投資の実績公開