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高配当株

【旭化成】第2四半期決算発表 減益は予想を下回り高配当維持の見込み

11月6日、旭化成の第2四半期決算が発表されました。

同時にこれまで未定だった通期の見通しも発表されております。

結果はもちろん減益であったものの、予想の範囲内かやや想像していたよりは良い数字となっております。

ポイントは以下のとおり。

  • 旭化成の通期見通しはそれ程悪くない。高配当は維持される見込み
  • 旭化成の財務は至って健全
  • 三菱ケミカルと比較すると業績は雲泥の差
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旭化成の通期見通しはそれ程悪くない。高配当は維持される見込み

まず、第2四半期決算と同時に発表された、通期見通しを見ていきます。

売上は-5.5%、最終益は-16.3%となる見込みです。

これまで未発表であり第1四半期時点では不透明でしたが、この数字で着地できるのなら、コロナの影響は限定的であったと言えます。

上期は約40%の減益

次に上期の数字を見てみると、売上は-7.4%と微減に留まったものの、最終益は-39.9%と約4割前年比で下げてしまいました。

ところが、通期の見通しは-16.3%まで盛り返せると発表したことから、下期は相当挽回する自信があるのでしょう。

配当は健全だが、株高により配当利回りが低下中

また、配当に目を向けると1株34円を維持する見込みです。

配当利回りは11月17日現在、3.44%となります。

配当の健全さを測るには配当性向での確認となりますが、54.2%とコロナで利益を下げている現状では高すぎず比較的まともな数値です。

ただ、現在アメリカ大統領選後の世界的な株高により、株価全体が押し上げられております。

充分高配当ですが、他の高配当株と比較するとやや見劣りする数字です。

次の下落局面で配当利回り4%くらいになるまで、待つのが賢明です。

旭化成の財務は至って健全

財務の健全性を測る項目は、フリーキャッシュフローと自己資本比率です。

具体的な条件は、

  • フリーキャッシュフローがプラスであること
  • 自己資本比率が40%以上であること

になります。

今回の決算を受けて、

  • フリーキャッシュフローはマイナス
  • 自己資本比率は48.9%

フリーキャッシュフローがマイナスですが、自己資本比率は40%を超えています。

また、個人でいうところの貯金である剰余金は、1兆円を超えています。

倒産リスクは低く、また安定した高配当を期待できる企業であると考えられます。

三菱ケミカルと比較すると業績は雲泥の差

上記は同業の三菱ケミカルの今期の見通しです。

ご覧のとおり、赤字転落です。

一方、旭化成は減益ではあるものの、コロナ被害を一定に抑えられている印象です。

旭化成の業種は化学ですが、首都圏中心に建築も行っております。

仕事上関わることがありますが、旭化成のへーベルメゾンは比較的入居者およびオーナーからの評判が良好です。

東京都内の街を歩くと旭化成の物件を多く見かけますし、建築しているところもよく見かけます。

本業の化学以外でも稼げる分野があることから、三菱ケミカルと比較して業績に差が出ているのではと考えられます。

終わりに

通期見通し発表まではやや懐疑的に考えておりましたが、今回の決算発表を受けて高配当銘柄として推奨できると判断しました。

ただ、現在世界的な株高であることもあり、やや配当利回りが低下しております。

配当利回りが4%に近づくまで待ってから購入するようにしましょう。

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