月次恒例の日本株保有銘柄を公開します。
今月は購入・売却ともにありません。(米国株は、SPYDを10株だけ購入しております)
※過去の実績は以下を参照下さい。
【2021年9月時点】日本株の保有銘柄一覧
今月は権利確定月のため、月末かなり落としました。
そのため、前月比マイナスになっているような感覚ですが、結果は+118,150円でした。
8月後半は菅総理の迷走でかなり株価を下げておりましたが、9月早々に総裁選不出馬を表明。
それをきっかけに、年初来安値付近から一気に年初来高値を更新するところまで行きました。
しかし、前述のとおり9月は多くの銘柄が権利確定を迎えます。
そのため、9月29日は多くの銘柄が下落することとなりました。
それでも菅総理の事実上退陣表明からのプラスは大きく、日本株資産は利益を伸ばすことができております。
10月注目している銘柄
権利落ちで多くの銘柄が株価を下げているものの、そのほとんどがまだ高い状況です。
そのため、本命銘柄ではなく以下の銘柄に注目し、下がってきたところを拾いたいと考えております。
①MS&AD(8725)
誰もが知る3大損保。
東京海上HDが本命であることは変わらないものの、MS&ADも業績・資産ともに遜色なしと考えております。
9月末時点での配当利回りは4.26%。
すぐに買ってもいいレベルですが、これでもまだ1ヶ月前より相当高いので、もう少し下がるのを待ってみます。
②Jパワー(9513)
はっきり申し上げて、株価の上昇は見込めません。
ただ、主な取引先が各電力会社のため、小売りが他社に流れてしまっている電力各社に比べ、まだ収益に安定感があります。
また、ここ10年減配をしていないため、安定配当は期待できます。
9月末時点での配当利回りは4.64%。
すぐに買っても十分な利回りです。
○○電力(東電は除く)は利回りが高いところが多いですが、残念ながら収益はイマイチでここ10年で多くが減配あり。
電気・ガスセクターは高配当株ポートフォリオで手薄になっているので、購入する価値はあると考えられます。
③日本空調サービス(4658)
地味な銘柄ですが、毎年順調に利益を伸ばしております。
今期は過去最高益の前期比+45.1%増益見込みで、特別配当も出る見込みです。
この発表後、低迷していた株価は一気にストップ高まで上がりましたが、以後は落ち着いております。
9月末時点での配当利回りは5.21%ですが、これは今期の特別配当込み。
特別配当を除くと利回りは3.6%程のため、もう少し下落してから買い場を探っていきたいところです。
【2021年9月時点】購入対象銘柄一覧
上図が2021年9月末現時点で、購入しても良いと考えている銘柄一覧です。
10位以内を1軍とし優先的に購入しようと考えておりますが、伊藤忠と東京海上HDの株価が高くなっており、後回しにして控え銘柄の購入を進めていく予定です。
ただ、控え銘柄も沖縄セルラーやアサンテなど、控えの中でも優先して購入したい銘柄が軒並み3.75%へ届いていないため、先程紹介した3銘柄を購入対象へ加えました。
終わりに
9月29日、自民党の新総裁が岸田氏に決まりました。
新総裁・新総理誕生で少しはご祝儀モードになるかと思いましたが、金融所得増税の検討すると言い出したり、党の役員人事がイマイチな評判であったりと、アメリカの株安にも引っ張られ下落傾向です。
この流れは10月続きそうに思えるので、久しぶりの購入チャンス到来と考えております。
目標金額に落ちてきた銘柄は、チャンスを逃さず拾っていきたいところです。
◆2021年9月末のインデックス投資の実績はこちら
>>>【2021年9月末時点】インデックス投資の実績公開