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高配当株

知らなきゃヤバイ?【日本株】高配当株ポートフォリオの作り方

主に高配当株や優待株を買っているが、コロナで業績が悪化し、減配・無配・優待廃止を食らい株価まで下がって悲しい( ノД`)シクシク…

不況のときでも、安定した配当収入を得られる方法はないのでしょうか?

こんなお悩みを抱えている個人投資家が多いのではないでしょうか?

私は2008年より株式投資を始め、14年目になります。

これまでも高配当株を中心に買ってきましたが、高配当だけが取り柄の罠銘柄の減配に悩まされてきました。

そこで、2011年東京電力株での大失敗して以降、業績・財務状況が良好な銘柄を厳選して投資することに。

そのおかげで、今では1,000万円を超える資産に増やすことができました。

この記事では、高配当だけが取り柄のNG銘柄を回避する方法を解説していきます。

同時に優良な高配当銘柄の探し方も解説しますので、この記事を読むことで、

・減配リスクの高い地雷銘柄を回避しやすくなる

・優良な高配当株を見つけられるようになる

といったメリットがあります。

各人のポートフォリオの見直しの参考としていただけると幸いです。

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NGな高配当銘柄の選び方

Twitterでの投稿を見ていると、

株価が下がって高配当になったんで買っちゃいました!

というツイートが非常に多いです。

私から見ると、経験上危ない銘柄を購入していることが多いため、以下の条件で購入してしまっている場合は注意が必要です。

高配当であることだけを理由に購入してはいけない

・誰もが知る大企業であることを理由に購入しない

・月足チャートで下降トレンド中の銘柄を購入しない

高配当であることだけを理由に購入してはいけない

もしこの選び方でうまくいくなら、

ヤフーファイナンスの検索で配当利回りを高い順に並べて、一番上に来る銘柄を全力買い

するだけで誰でも簡単に儲かります。

もちろん、そんな上手い話はありません。

高配当が続く=その状態でも放置されているor売られている

ということ。

配当利回りが高すぎる銘柄は、

一時的に配当をたくさん出している

業績が悪いのに無理して配当を出し続けている

のいずれかである可能性が高いです。

近い将来、株価下落や減配のリスクがあるため、配当利回りが高すぎる銘柄はNG。

具体的な数字では配当利回り5%台以上は要注意!

配当利回り以外の数字を無視した銘柄選びは厳禁です。

誰もが知る大企業であることを理由に購入しない

知っている企業を買いたい気持ちは分からなくありません。

人間関係でも、家族・友人と話をするのと初対面の人と話をするのとでは、前者の方が圧倒的に楽で安心です。

しかし、この感覚を株式投資に持ち込むのは厳禁!

大企業は倒産リスクは中小企業より低いものの、減配リスクは大企業といえど業績が伴わなければ大いにあります

以下は数年前まで高配当だったのに、今は無配に転落した例です。

東京電力 → 2011年東日本大震災による原発事故の賠償により、10年経った現在も無配が続く

日産自動車 → ゴーンショックに加え直後にコロナショックで赤字・無配転落

JAL ANA → コロナショックで飛行機利用者激減で赤字・無配転落

このように「大企業+高配当」というだけでも、減配リスクを下げることができないのが現実です。

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月足チャートで下降トレンド中の銘柄を購入しない

長い時間軸で株価の方向が下向きの場合、その企業はほぼ何かしら問題を抱えています。

例えば、みんな大好きJTは2021年に入りようやく下落が止まったものの、ここ数年業績が伸び悩み株価は下落し続けました。

2022年3月期はついに減配が発表され、本サイトでも1軍から控え組へ降格となっております。

上図のチャートを見ると、株価は最大4,850円あったものが、2020年には1,796円まで下がってしまいました。
もし2016年に購入していたら、今頃株価は半値以下になっておりましたね(泣)

基本的に長期で株価が下落している銘柄は、業績悪化中かこれから悪化することが見込まれています

配当金の原資は利益であるため、業績悪化が続いていることは「減配リスクが高まっている」ということ。

配当金目的の投資と言えど、業績が悪い銘柄への投資は要注意です。

ポートフォリオの改善方法

これから株式投資を始めるなら、前述のNGな銘柄選びをしなければOK。

しかし、すでに高配当株を保有しNG銘柄を複数保有しているようなら、以下の方法で少しずつポートフォリオを改善しましょう。

銘柄とセクター(業種)の分散

NG銘柄に該当している、いないに関わらず、分散投資は最重要課題です。

個人的に日本で一番安全な高配当銘柄およびセクターは、「NTT」「KDDI」の「通信セクター」と考えております。

しかし100%未来永劫この銘柄およびセクターが安全とは限りません

10年後、携帯電話が不要になる時代がやってくる可能性だってゼロではないのですから。

そこで、将来安全と思っていた銘柄がコケても大丈夫なように、可能な限り銘柄とセクターは分散するようにしましょう。

例:元手100万円 → 1銘柄に100万円全額投資

例:元手100万円 → 10銘柄に10万円ずつ投資

尚、日本は原則100株購入ですが、今は1株から購入する方法もあります。
※アメリカは1株から買える

SBIネオモバイル証券など、あまり投資資金が用意できない人は、1株から購入できる証券会社へ口座開設してみましょう。

そうすることで、投資できる金額が少額でも分散投資することが可能になりますよ。

すでに抱えているNG銘柄は収支プラスか減配した時点で売却

NG銘柄は即売却が最良なのですが、これまで保有し続けている銘柄を

四の五の言わず、即刻損切りしろ!!

と言われても、長年保有した銘柄への愛着からなかなかできる人は少ないと思います。

そこで、次点で売却タイミングを以下の2つとします。

収支がプラスになった時点

減配され、利回りが悪化した時点

収支プラスなら損をしていないので、気楽に売却ができると思います。

一方、損失を抱えている銘柄は、損切りをいざ実行しようとしても心理的に難しいものです。

そこで、一旦ホールドし高配当の恩恵は受けられるだけ受けましょう

利回り4%の銘柄を5年継続できれば、買い値の20%は配当金で回収できます。

その後、

プラスに転じたとき

・損失が許容範囲内で損切りにストレスがないとき


・減配され高配当株の魅力が薄れたとき

に売却し、他の銘柄へ乗り換えましょう。

ポートフォリオに組み込む銘柄選定で見るべき項目は?(重要度順)

私は、以下の項目を購入する前に最低限確認しています。

配当利回り
配当性向
過去10年の配当履歴
直近10年の業績(売上・営業利益・営業利益率・純利益・ROE・ROA)
自己資本比率
現金および現金同等物の推移
フリーキャッシュフロー(営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー)
月足チャート
セクター内の序列

ご覧のとおり、たくさん見ています。

「初心者がこんなに分かるかー!!」

と激怒されそうですが、これくらいは見ないと個別株投資の世界では生き残れないのでご容赦を。

最初は分かりやすいところからで問題ないので、1つずつ見方を覚えていきましょう。

尚、本記事で詳細を書くと長くなるため詳細は別記事で紹介します(予定)が、ここでは簡単に説明します。

配当利回り

高配当株投資のため、配当利回りが高いことは絶対条件。

配当利回り:最低3%以上、全体で3.75%

以上になるように調整しましょう。

尚、配当利回り3.75%は、税引き後3%となります。(復興税0.315%は無視します)

1億円投資すれば、年収300万円で月25万円の手取り収入が働かずして手に入る計算です。

配当性向

利益の内、いくらを配当に回したかを見る指標です。

1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)

で計算できます。

配当性向50%

を切っていれば、無理のない配当金支払いを行っていると解釈できます。

過去10年の配当履歴

現在高配当なだけでは足りません。

過去10年さかのぼって、

増配傾向か最低でも減配がない

銘柄であることが望ましいです。

直近10年の業績(売上・営業利益・営業利益率・純利益・ROE・ROA)

売上や利益が10年前と比べ、

おおむね右肩上がり

であるかを確認しましょう。

高配当狙いなので、最低横這いでも構いません。

また、営業利益率とROEはできれば2桁、ROAは5%以上はほしいところです。

自己資本比率

自己資本比率は、高ければ高い程〇です。

自己資本比率:最低40%

80%くらいあればほぼ無借金で有利子負債がなく、倒産リスクが少なくなります。

ただし、金融業は他者からお金を預かってそれを運用しているため、

・三井住友フィナンシャルグループ
・オリックス

などはどうしても低くなります。

金融業以外でも大企業は他者の資本が多く入ってしまう傾向のため、主に中小型銘柄で重要視したい項目です。

現金およびその同等物の推移

いくら資産があっても、現金化するのに時間を要するものばかりでは意味がありません。

そのため、現金およびその同等物が少ないと、利益が出ない不況時に、減配・無配となるリスクが高くなります。

総配当金支払い額と比較して、1~2年利益が出せなくても減配しなくて済む

くらいの現金があるかを確認しましょう。

フリーキャッシュフロー(営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー)

フリーキャッシュフロー:プラス

であることが望ましいです。

ただ、こちらもリース業など一部のセクターではマイナスになることが多くなります

また、毎年プラスの企業も多くないことから、過去10年のプラスとマイナスの割合や直近プラスかどうかを補足的に確認すればよいでしょう。

月足チャート

前述のとおり、チャートが下向きの場合は何かしら問題を抱えていることが多いです。

そのため、

月足チャート:上向きか最低でも横這い

であることが望ましいです。

現時点で業績が良い場合でも、今後の業績見通しの悪化や水面下で個人投資家では知り得ない何かが起こっているかもしれません。

※世の中には日産自動車の値動きをみて、ゴーンショックの前におかしいと感じ取れるすごい個人投資家もいます。

下向きの場合、高配当だからといって安易に購入しないように注意しましょう。

セクターの序列

どのセクターでも、1位と2位とでは大きな差があります

一番分かりやすいのが自動車で、「トヨタ自動車」以外は五十歩百歩の状態です。

しかし、トップ1社だけではなかなか分散が難しく、またトップがトップに君臨し続けるとは限りません。

そこで、セクター内の序列を確認し、上位2~3社まではウォッチしておきましょう。

以下は高配当銘柄の多いセクターなので、必ず序列を確認して下さい。

総合商社(伊藤忠商事・三菱商事・三井物産)

・メガバンク(三菱UFJフィナンシャルグループ・三井住友フィナンシャルグループ)

・通信(NTT・KDDI)

・リース(オリックス・三菱HCキャピタル)

・損害保険(東京海上ホールディングス・MS&AD)

上記に紹介した銘柄だけでも、10銘柄5セクターに分散できます。

あとはやや景気敏感株(不況時に大きく下落する株)が多いので、他のセクターや中小型銘柄を組み合わせると、バランスよくなりますね。

優良な高配当銘柄を探すツールは?

私は主に、以下のツールを使って、優良な高配当銘柄を探しています。

株探
IR BANK
ヤフーファイナンス
・Twitter
・会社四季報

「株探」で直近の業績を、「IR BANK」で過去10年の業績・配当を確認しましょう。

ヤフーファイナンスはリアルタイムの値動きを確認し、変な値動きがあったら掲示板で何があったか確認します。

また、Twitterのコメントからリアルタイムの情報(決算速報など)を拾うのもありです。

決算発表は見ても最初は良いんだか悪いんだか分からないと思うので、YouTubeの解説動画を見るのも効果的です。

尚、会社四季報は値段が高いし分厚いので、気になったときに本屋で立ち読みでも構いません。

最初は先駆者のマネをしてみよう

本記事を読んでも銘柄選定が難しいと判断したら、

こびと株さん
三菱サラリーマンさん

など、高配当株投資ですでに成功を収めた方の書籍やブログから銘柄選定するのもありです。

例えば、下記リンクの三菱サラリーマンさんの著書を読むと、具体的にどの銘柄を購入したかも記載されており、銘柄選定の参考になると思います。

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法 / 三菱サラリーマン 【本】

まずはインフルエンサーのブログや書籍から、彼らの買っている銘柄を確認してみましょう。

複数の方が買っている銘柄なら比較的安心して購入できますね。

株初心者は、こびと株さんなどインフルエンサーのブログや書籍を参考にしよう

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私の高配当ポートフォリオ購入候補一覧を紹介

最後に、2022年2月時点で私が購入候補に挙げている銘柄を紹介します。

いきなり条件は教えたから

あとはご自由に、高配当銘柄を選定してね

と言われても、できる方はそうはいないかと思います。

私もこの方法に行きつくまで10年以上かかりました(笑)

一つの参考としていただけると幸いです。

まとめ

NGな銘柄選定

高配当であることだけを理由に購入してはいけない

・誰もが知る大企業であることを理由に購入してはいけない

・月足チャートで下降トレンド中の銘柄を購入してはいけない

銘柄選定で見るべき項目

配当利回り
配当性向
過去10年の配当履歴
直近10年の業績(売上・営業利益・営業利益率・純利益・ROE・ROA)
自己資本比率
現金およびその同等物の推移
フリーキャッシュフロー(営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー)
月足チャート
セクター内の序列

ある程度株式投資歴がある方でも、高配当であるだけで買ってしまうことが非常に多いです。

また、どうしても聞いたことがある大手企業だと、それだけで安心し、下落しても減配しても持ち続けてしまいます。

必ず、買う前に上記条件に合致している銘柄なのか確認しましょう。

そして、自分で銘柄選定できないうちは、有名ブロガーさんの意見を取り入れてみると、減配リスクが下がりますよ。

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