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高配当株

【銀行株】高配当だがおすすめできない理由とは?

商社株と同じように高配当な銀行株。

2020年6月時点での3大メガバンクの配当利回りは5%台と高く、配当生活を目指す人には打ってつけの株に思われます。

また、大手で安心・安全、潰れることはないと、一般的に良いイメージを持たれている人は多いのではないでしょうか?

しかし、結論から言って銀行株はおすすめできません

ここでは、3大メガバンクの現状と銀行というビジネスが抱える問題点を解説します。

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銀行株は高配当だがおすすめできない理由を解説

もくじ

  • 2020年3月期の3大メガバンクを比較
  • 3大メガバンクのチャートを確認
  • 銀行が儲からなくなった理由
  • 今のままでは投資対象としては厳しい
  • 初心者が勉強のために買うのはあり

2020年3月期の3大メガバンクを比較

上図のとおり2020年3月期の決算数字だけ見ると、利益が4,000億~7,000億円くらいあり、特に何も問題ないように思われます。

大手商社と比較しても、全く見劣りしません。

【総合商社比較】すべて高配当だが、伊藤忠がおすすめの理由とは?

しかし、3行とも最高益を出したのは2014年~2015年となり、ここ5年以上更新していないことが問題なのです。

3大メガバンクのチャートを確認

次に、3行のチャートを確認し、テクニカル分析してみます。

三菱UFJFG 月足チャート

三井住友FG 月足チャート

みずほFG 月足チャート

3行ともほぼ同じ形になっており、2018年年初から下げ続けています。

株価は移動平均線の短期・中期・長期線の下にあり、さらにすべての移動平均線が下向きと、全く買う理由がありません。

2012年に始まったアベノミクスで上昇した貯金を、すべて使い切ってしまった状況です。

日経平均が22,000円台にあるにも関わらず、アベノミクス開始前の水準に株価が戻ってしまったということは、投資家の銀行への期待値がいかに低いかが分かります。

銀行が儲からなくなった理由

銀行の収入源は主に個人や企業から預かっているお金を、事業を始めたい人や家を購入したい人に融資し、利息を得ることです。

バブルが崩壊するまでは、なんと預かっている預金額以上に融資していたこともありました。

しかし、現在融資を受けたい人は減少しており、貸して得た利息(収入)と預金者に支払う利息(支出)の差額が小さくなり、利益が減少しているのです。

また、記録的な低金利が続いているのも儲からない要因で、余った預金で国債を購入しても雀の涙程度の金利です。

さらに銀行の銀行である日本銀行(以下日銀)が2016年に預金の一部にマイナス金利を導入したことで、日銀に預けていると逆に手数料を取られてしまう事態となっております。

今のままでは投資対象としては厳しい

ネット銀行の台頭やクラウドファンディングなど、これまで店舗型の銀行が担っていた役割を代行できる企業やサービスが増えてきました。

今後は資産運用や海外事業などに力を入れていくのでしょうが、現時点で明るい未来は見えてきません。

そのため、今の高配当がいつまで続くか分からず株価上昇も見込めないため、銀行株には手を出さないのが無難です。

初心者が勉強のために買うのはあり

どうしても銀行株を持ちたいというのなら、トップの三菱UFJか2位の三井住友のいずれかを買うべきです。

以前は三菱UFJ1択と考えておりましたが、2020年3月期は純利益で三井住友がトップであったため、今は2択であると考えております。

しかし、三井住友は投資金額が30万円くらいと少々初心者にはお高いため、4万円くらいで買える三菱UFJを勉強がてら買うのはありだと思います。

もし三菱UFJが倒産しても損失は4万円ですし、推奨しませんが、みずほに至っては13,000円程度です。

初心者なら株を買う方法と配当の受け取りなど、株式投資の基礎を実践し経験することができるメリットがあります。

まとめ

  • 高配当だが将来不透明なため、銀行株の買いは推奨しない
  • みずほと三菱UFJは少額で買えるため、初心者が勉強や経験を積むために買うのはあり

これまで銀行と聞くと、公務員のように安定・安心のイメージがある職業で、多くの人が憧れる職業の一つでした。

しかし、現在の銀行は存在意義すら失いかけており、今後銀行員のほとんどがリストラに遭う恐れを抱えてまります。

このような衰退する恐れのある業種への投資は、極力控えるべきです。

大手で安心と安易に考えず、大切な資金をどの業種へどの割合投入するか、よく考えてから投資することがが重要です。

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