月次恒例の日本株保有銘柄を公開します。
4月のアメリカは引き続き好調でしたが、日経平均は30,000円で頭を押さえられている感じで、軟調に推移してしまいました。
さて、4月は久しぶりに銘柄の入れ替えを行いました。
丸紅(8002) → すべて売却
三井住友フィナンシャルグループ(8316) → 100株購入
※過去の実績は以下を参照下さい。
【2021年4月時点】日本株の保有銘柄一覧
時価総額は前月より上がっておりますが、銘柄入れ替えを行ったため、現金を含めると-60,310円でした。
保有銘柄を見ると顕著で、通信および銀行はプラスでそれ以外がマイナスです。
通信はここ数年、菅総理の「携帯料金が高い」発言を受け、バーゲンセールの時期があったため安く買えたと分析できます。
銀行株は好調というより最近購入した銘柄なので、今回の上昇の波に乗れただけです。
その他は保有して3年以上経過しており、アベノミクス末期の高値を掴まされた格好です。
(これでも下がるのを待って買ったつもりだったのですが・・・)
売却した丸紅について
まず、売却した丸紅について。
こちらは持ち続けると、今後も上がったり下がったりを繰り返す気しかしません。
購入単価も800円台とかなり高く配当利回りも3%台前半のため、プラスのうちに逃げました。
ちなみに丸紅の業績ですが、2020年3月期は赤字で株価500円割れまで下がりました。
(2021年3月期は黒字転換の見込み)
実はここが買い場だったのですが、私は手出ししませんでした。
「しばらく持っていれば上がるだろう」
と予想しており、実際そうなったにも関わらずです。
理由はもしここで買ってしまうと、折角値上がりを狙わず高配当株投資と決めた投資スタンスを崩すこととなるからです。
1度例外を作ってしまうと、今後もその時の思いつきで買ってしまい、いつか必ず痛い目を見ます。
そのため、自分の決めた投資スタンスを崩さないために、下落時の購入は見送りました。
購入した三井住友フィナンシャルグループについて
こちらは、単純に配当利回りが5%を超えてきたため、購入しました。
業績を見ても、とりあえず出していた利益見通しの4,000億円は、第3四半期の時点で超えております。
2週間後に前期の最終結果が発表されますが、おそらくそれなりの数字が出ると思います。
そして、2022年3月期の見通しも「それなり」と予想しております。
銀行株の将来性については正直「?」ですが、高配当株としては魅力的です。
最近トラブル続きの「みずほフィナンシャルグループ」ですら、ここ数年減配はありません。
成長性は期待できないものの、高配当銘柄としてポートフォリオの一部に組み込むのはありです。
今後は総合商社株を購入したいところ
日経平均の上昇は一服したものの、まだ株価は高いままです。
丸紅を売却してしまったため、総合商社のセクターが手薄になりました。
丸紅の上位互換である「伊藤忠商事」や「三菱商事」を購入したいところですが、
伊藤忠商事 → 配当利回り2.58%と低すぎ(4/30時点)
三菱商事 → 配当利回りは4.44%と合格だが、PER22.3倍と割高感が強い
とすぐに購入したいレベルにありません。
引き続き、下がるのを待って現金を準備しておきます。
ちなみに、唯一残った総合商社株の「双日」ですが、こちらはタイミングをみてどこかでサヨナラする予定です。
終わりに
2021年4月は、アメリカに追随できず日経平均は足踏み状態でした。
5月は投資の格言で「セルインメイ」と言われます。
※5月は売れということです
昨年の11月から続く株高理由は、
①コロナの影響が限定的だった
②2022年3月期は、多くの企業が利益を伸ばすだろう
という予測で上がったと考えられなくありません。
ということは、こちらも投資格言で「予想で買って、事実で売る」に当てはめると、
「4月~5月の決算発表が良ければ、その事実を基に売られる」
と予想できます。
もちろん、予想を超える増益が見込めればさらに株価を上げてくるかもしれませんが、個人的に今年は格言通りになると予想しております。
下落したら目をつけていた高配当株が買いたい価格まで下がる可能性があります。
資金の準備といくらまで下がったら買うかを日頃からシミュレーションし、チャンスに備えましょう!
◆2021年4月末のインデックス投資の実績はこちら
>>>【2021年4月末時点】インデックス投資の実績公開