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高配当株

第4回:日本株で高配当ポートフォリオを組むとしたら 【三井住友フィナンシャルグループ(8316)】

日本株高配当銘柄でポートフォリオを組む場合のおすすめ個別銘柄を紹介していきます。

第4回は「三井住友フィナンシャルグループ」です。
※以下三井住友FG

おすすめ理由は以下のとおり。

  • 三菱UFJより高配当かつ配当性向が低めである
  • 累進配当政策を採用している
  • 銀行セクターNo,2のメガバンク。倒産リスクは低い

第3回の三菱UFJフィナンシャルグループとほぼ同じ理由で採用しておりますが、異なる点を中心に解説していきます。

株探へ飛びます>>>三井住友フィナンシャルグループ(8316)

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三井住友フィナンシャルグループ の概要

三菱UFJ銀行と並んで、誰もが知っているであろう3大メガバンクの一角「三井住友銀行」が中心。

説明不要かと存じますが、概要は以下のとおり。

●三井住友銀行を中核とする大手金融持株会社
 さくら銀行と住友銀行の合併により誕生した三井住友銀行を中核とし、傘下に証券、カード、リース、消費者金融などのグループ会社を擁する大手金融持株会社。21/3期末の連結総資産は約242.6兆円。3メガバンクの一角を占める。
 利ざやの厚い中小企業取引に強み。経費率が相対的に低く、低コスト体質にも特徴がある。主な連結子会社に、SMBC日興証券、三井住友カード、SMBCコンシューマーファイナンス、日本総合研究所、三井住友DSアセットマネジメント、SMBC信託銀行、PT Bank BTPN Tbk(インドネシア)など。SMBC日興証券とは銀証連携で収益拡大を図る。
 <売上構成>(21/3期連結粗利益): ホールセール事業部門23%、リテール事業部門40%、グローバル事業部門26%、市場事業部門16%、本社管理等▲5%。
 2002年12月設立。10年、米国預託証券(ADR)をニューヨーク証券取引所に上場。

松井証券サイト内より

三菱UFJより高配当かつ配当性向が低めである

上図のとおり毎年増配はしておりませんが、ここ10年以上減配はなく2年に1回程度のペースで増配しております。

2022年3月期は10円増配の1株配当200円の見込みのため、ここ10年で配当金は2倍になっております。

配当利回りは本記事執筆時点で5.16%と、三菱UFJの4.42%よりはるかに高い水準。

しかも、配当性向は2021年3月期を除けばここ10年50%を下回っており、無理な配当でないことが伺えます。

今後も高配当と増配が続く可能性が高く、高配当ポートフォリオに組み入れたい銘柄の一つと言えます。

累進配当政策を採用している

三井住友FGは、累進配当政策を採用しております。

「減配せずに配当の水準を維持または利益成長に合わせて増配し続ける政策」という意味ですが、簡単に訳すと、

基本的に減配しない

利益が出た時はそれに合わせて増配する

ということ。

現在この政策を採用しているのは、以下の4社のみ。

  • 三井住友FG
  • 伊藤忠商事
  • 三菱商事
  • いちご

大企業の中でもこれだけしか採用していないため、採用している銘柄はある程度安心して保有することができます。

ただ、この政策、「絶対に減配しない」とは言っていません

利益を出せない局面が長期間に渡ると、そもそも配当を出せる原資がなくなります。

そうなると、いくら宣言していても減配することはあり得ます。

実際に以前この政策を採用していた「日本エスコン」は、業績不振により累進配当政策を撤回しました。

そのため、今後も累進配当政策を発表する企業が増えたとしても、それのみを理由に購入対象にするのは危険。

必ず業績および財務状況を確認し、不景気期間を乗り切れる体力があるかを見極めてから購入を検討しましょう。

銀行セクターNo,2のメガバンク。倒産リスクは低い

三井住友FGの総資産は約242兆円で、トップの三菱UFJに次ぐ2番手です。

上図のとおり現金も約66兆円あることから、ちょっとやそっとのことでは倒産や配当金が出せなくなるようなことは考えられません。

2021年3月期の配当金として支払った金額が約2,672億円であることを考えると、およそ現金等の4%程。

1~2期業績不振の時期が訪れても、配当金を維持して乗り切れる体力は十分あると判断できます。

前述の「累進配当政策」を長期に渡って守ってくれる可能性は高いと言えるでしょう。

三井住友フィナンシャルグループの不安材料

三井住友FGの不安材料は、基本的に第3回の三菱UFJと同様です。

  • 低金利が続き、利益を伸ばしにくい
  • 銀行以外で融資が受けられるようになり、社会的役割・銀行としての地位が失墜する可能性がある

ただ、メガバンクは銀行が中心であるものの、投資信託の販売・クレジットカードや信販・海外事業の展開など、他に収益源があります。

メガバンクに関しては、今のところ過度に不安視する必要はないでしょう。

また、自己資本比率の低さは、金融業のため問題視する必要はありません。

もちろん我々一般市民や法人が同時に引き出ししようものなら一大事ですが、そのようなことはまずあり得ません。
※個人ですら自宅購入等でまとまった金額を引き出そうとすると、理由を聞かれます。

1点問題があるとすれば、三菱UFJに比べて1株あたりの購入単価が高いこと

現在3,000円台後半で時期によっては4,000円以上で株価が推移しております。

単元の100株を購入するのに40万円程かかってしまうため、少し初心者にはハードルが高いです。

SBIネオモバイル証券のような1株から買える証券会社で購入するか、先に三菱UFJから購入して資金が増えてから購入を検討していきましょう。

まとめ

三井住友FGは高配当かつ増配傾向、配当性向も比較的低く、安心して長期保有できる銘柄です。

累進配当政策は過信できませんが、三井住友FGは長期に渡り守ってくれる可能性は高いでしょう。

ただ、前述のとおり株価が4,000円前後と高いため、初心者が最初に買うにはハードルが高いです。

購入する優先順位としてはまず通信セクター、銀行セクターは資金が少なくて済む三菱UFJが優先となります。

その後に総合商社やその他金融セクター(リースや保険)の株価水準と比較しながら、購入を検討していきましょう。

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