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最近「FIRE」という言葉がメディアでも取り上げられるのようになりました。
しかし、周知されるようになってくると、必ず批判意見がちらほら出てくるようになります。
そうなると、
FIRE目指しているけど、これって悪いことなの?
と投資や副業を最近始められた方は、不安に思うことでしょう。
しかし、結論を先に言ってしまうと、
考え方は個人の自由
FIREしたい人は目指せばいい、したくない人は目指さなければいい 以上
です。
正直これだけで済む問題なのですが、本記事ではもう少しFIRE批判について深堀していきます。
特段批判してきた人に反論する必要はないかと思いますが、考え方がブレないようにご参考下さい!!
FIREに対する3つの批判意見
![](https://rougo2000.com/wp-content/uploads/2021/12/markus-spiske-LVieFk4bJSo-unsplash-1-1024x683.jpg)
FIREに対する意見をざっと見渡してみましたが、以下の3つに集約されるかと存じます。
①FIREしたら暇になる
②みんなFIREしたら社会が回らない
③リーマンショック級の暴落が来たら終わる
それでは以下順番に解説していきます。
FIREしたら暇になる
FIREしたら時間を持て余すといった意見があるようです。
確かに、1日のうち8時間労働が基本ですが、通勤や残業まで入れるとほぼ半日が仕事。
睡眠を6~8時間とすると、土日祝日以外はほぼ仕事と睡眠で終わります。
そして、大型連休は何をしているかというと・・・
・ひたすらテレビや動画を見てゴロゴロ
・朝からパチンコ屋
こんな感じの人が、まだまだ多いように感じます。
こう考えると、毎日が大型連休になるのですから、
FIREしたら暇じゃん・・・何して生きていくんだよ?
といった意見はごもっともであるように思われますね。
みんなFIREしたら社会が回らない
もし多くの日本人がFIREしてしまったら、
誰がコンビニや飲食店の店員をやるの? みんな辞めたら社会回らないじゃん!!
といった意見が出てくるでしょう。
みんなFIREしてしまったら、お店の店員、工場や建築現場で働く人などいなくなってしまい、
・コンビニやスーパー、飲食店の運営ができない
・家を建てることができない
・工場で製品を作ることができない
といった弊害が出てくることが想像できますね。
これも確かにごもっともな意見です。
リーマンショック級の暴落が来たら終わる
FIREを目指す場合、投資は必須です。
リーマンショック級の大暴落が来たら、資産が半分以下になり、そこで人生詰んじゃうじゃん!
というご意見です。
FIREした後は、築いた資産の一部を取り崩して生活費を賄います。
そのため、生活費の元になる資産が半分以下になれば、
それ程長く仕事をしないで生きていけないのでは?
という考えに至ります。
こちらもごもっともな意見と言えなくありませんね。
FIRE批判意見に対する反論
![](https://rougo2000.com/wp-content/uploads/2021/12/mohamed-nohassi-UKX_DwNKXSA-unsplash-1024x673.jpg)
それでは、ここからFIREを目指す方は反撃開始です(笑)
前述の各批判に、肯定派の意見をぶつけてみましょう!
FIREしても暇になりません
現代はいろいろな物とサービスが溢れかえっています。
ビジネスチャンスもゴロゴロありますし、遊びの種類だっていくらでもありますよね?
FIREしているということは、
生活費を気にして、やりたくない仕事をしなくてもいい
のですから、何でもやりたいことをやって没頭すればいいじゃないですか?
・毎日ゲームをして遊び倒す
・会社や店舗経営している友人の仕事を手伝う
・成功体験をブログにして発信する
・ジムに通って身体を鍛えてみる
・子供といっしょに学び直し
といった感じで、ちょっと考えただけでもこれだけ出てきます。
とても暇になるとは到底思えません。
FIREできる可能性がある若者は、全人口の1.4%しかいない
みんなFIREしたら社会が回らなくなるとのことですが・・・
多くの人はFIREできません!!
まず、日本人で投資をしている人は1400万人くらいだそうです。
NRIコラムより
全国民の約10%です。
9割は投資しないで生きている国なので、最低でも全体の1割強しかFIREできないことになります。
また、FIREを目指す30代以下は165万人程度とのこと。
彼らがもし全員FIREしたとしても、全人口のたった1.4%です。
しかも、ここから数千万~1億円以上を築けるとなると、さらに少なくなります。
今後投資する人が増えないとも限りませんが、少なくとも「みんなFIREする」世の中にはならないでしょう。
暴落込みでポートフォリオを組んでいます
投資を長期で行っている以上、暴落は避けられません。
そのため、短いスパンで見ると、10年に1度くらいは大暴落に見舞われます。
◆主な大暴落
・1987年10月 ブラックマンデー
・2000年代初期 ITバブル崩壊
・2008年9月 リーマンショック
・2020年3月 コロナショック
しかし、過去の大暴落は数年後には必ず値を戻し、高値を更新し続けてきました。
※下図の赤〇がリーマンショックです。
![](https://rougo2000.com/wp-content/uploads/2021/12/7d3f0abc03ee28263f5cfb2c47a0f383.png)
日本経済は30年以上低迷を続けていますが、アメリカおよび世界経済に目を向けると、実は成長し続けているのです。
投資で資産を増やすポイントは、
①世界経済やアメリカ経済の指数に連動した投資信託(インデックス投資)を購入し続けること
②暴落時に売却して投資を辞めないこと
です。
これだけを徹底して投資していれば、誰でも年間5%程度の平均点を取れます。
暴落時にばかり目を向けて、
投資は怖い、投資はギャンブル・・・だから、やってはいけない!!
という誤った考えを持たないようにしましょう。
FIREに対して批判している人はどんな人?
![](https://rougo2000.com/wp-content/uploads/2021/12/woman-687560_1280-1024x768.jpg)
続いて、FIRE批判している人について考察していきます。
まず、FIRE批判している人の大半は、
FIRE未経験者
です。
もしFIRE経験者の意見なら、
なるほど、一理あるな・・・
と考える余地はあるでしょう。
しかし、経験したことがないのに想像だけで批判している人の意見には、全く説得力はありません。
もしFIREの批判意見を聞いてみるとしたら、経験者の意見だけ聞いてみると良いでしょう。
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まとめ
最後に、FIREの批判意見と反論をまとめます。
◆FIREに対する批判意見
①FIREしたら暇になる
②みんなFIREしたら社会が回らない
③リーマンショック級の暴落が来たら終わる
◆ FIRE批判意見に対する反論
① FIREしても暇になりません
② FIREできる可能性がある若者は、全人口の1.4%しかいない
③ 暴落込みでポートフォリオを組んでいます
結局、FIREを目指すか目指さないかは個人の自由です。
周りがとやかく言うことではありません。
反対に、批判者を論破しようとするのも時間の無駄ですし、疲れるだけです。
固定観念を押し付けてくるような人の意見は聞き流しましょう。
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