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【FIRE 最強の早期リタイア術】の書評 早期リタイアを目指す人のバイブル

会社に行くのが毎日苦痛・・・早くリタイアしたい!

老後など将来が不安だけど、お金がぜんぜん貯まらない💦

こんな悩みを抱えておりませんか?

私も毎日会社へ行くのが苦痛です。

そして、やりたいことは以下のとおり、山ほどあります(笑)

・1日中ブログ執筆
・英会話の習得
・プログラミング学習
・子供や家族と過ごす時間増
・読みたい本1,000冊以上の読破

しかし、目先の生活費を稼がないといけないため、嫌々会社に行く毎日・・・

本当にやりたいことができず、同じような境遇の人は、非常に多いのではないでしょうか?

そこで、このような悩みを抱える人にとって、読む価値のある本がこの

FIRE 最強の早期リタイア術

著:クリスティー・シェン
  ブライス・リャン 

です。

この本を読むことで、

・FIREするための具体的な方法

・FIREするにはいくら資産が必要か

を知ることができます。

この本は、通貨単位がドルベースでアメリカ・カナダを基準とした内容となっております。

しかし、支出を減らして投資へ1円でも多く回すことなど、日本人でも実践することは可能な内容です。

それでは、以下この本の要点を分かりやすく解説していきます。

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【FIRE 最強の早期リタイア術】の要約と読んでみた感想

この本を要約すると、以下の6つに集約されます。

・職業選びは情熱(やりたいこと)よりコスパの良い仕事を選ぶ

・借金のある人は返済を最優先。複利の力がマイナスに

・支出を減らす4つのステップ

・安易に月々の家賃と返済額を比較して、マイホームを買ってはいけない

・インデックス投資を推奨。銀行員に進められた金融商品を買ってはいけない

・生活費が投資ポートフォリオの4パーセントで生活できるようになれば、FIRE達成です

職業選びは情熱(やりたいこと)よりコスパの良い仕事を選ぶ

著者の一番やりたい仕事は「ライティング」でした。

しかし、彼女はコスパのよい「コンピュータ・エンジニアリング」の仕事を選ぶことに!?

本書では

POTスコア

と呼ばれている数値を基に、その職業に就くためにかかる学費と就いてから得られる収入を比較。

そして、より数値の高い(コスパの良い)仕事を選ぶことを推奨しております。

例えば、

・医者
・弁護士

と聞くと、年収が高そうなのは簡単に想像つきますよね?

しかし、この職業に就くために大学や大学院へ高額な授業料を支払わなければなりません。

そのため、就職後しばらくは、

職業に就くためにかかったコストの回収

となってしまうのです。

実は、高卒で手に職をつけた配管工の方が、よっぽどコスパは上なんですね!?

また、情熱を優先する例としては、

・作家
・歌手
・芸能人

が挙げられます。

成功者がテレビで華やかに見える反面、そこを目指した多くの人が生活費すら稼ぐことができず貧困生活を送っているのです。

これでは情熱が冷めてしまうため、

「情熱」を一旦置いておいて、まずお金を稼ぐこと

をこの本は推奨しているのです。

借金のある人は返済を最優先。複利の力がマイナスに

大きな資産を築くために、投資は必須事項です。

複利の力は大きく、これを利用することで資産を何倍にも増やしていけます。

しかし、投資をする前提として、

借金があるなら最優先で片付ける

ようにしましょう。

なぜなら、投資する上で複利は強い味方ですが、借金をしていると複利は悪魔に変貌します。

本書では、最も悪い借金として、

消費者ローン

を挙げております。

なぜなら、他の種類のローンに比べ金利が高いからです。

返済のポイントとしては、

最も金利の高いローンから優先的にやっつけること

をこの本では推奨しております。

資金を一極集中し一番金利の高いローンをなくすことで、金利の低く痛みが少ないローンだけを残すことができます。

次に、住宅ローンについては金利が低いため返済は後回しにし、

返済に充てる金額を投資に回す

のが有利です。

この本では、返済か投資の利率ラインは4%と記されております。

アメリカと比べ日本はさらに低金利のため、基本的に不動産はローンを組んで購入し、繰り上げ返済より投資優先するとよいでしょう。

支出を減らす4つのステップ

多くの人が「生きる上で決して必要としないもの」を買うことで、幸せな気持ちになります。

しかし、高級ディナーもブランド物のバッグも頻繁に買っていては、だんだん幸せを感じられなくなります。

例として、

1杯目のビールはおいしいのに2杯目以降はだんだんおいしさを感じなくなること

は、多くの人が経験しているのではないでしょうか?

そのため、生きていく上で必要のないものは、基本的に支出しないよう見直すべきです。

ただし、この本では、生きる上で「これだけはやめられない」という拘りのあるものまで節約することを推奨してはおりません。

逆にストレスとなり、節約や資産形成をあきらめる要因となるからです。

自分に合ったお金の使い方を思考錯誤し、どの支出を削ると痛みを感じるか感じないかを見極めること

が重要と記されております。

自分に最適なお金の使い方は、以下の4つのステップで見つけることができます。

ステップ① あなたを幸せにしない基礎的な支出を削る

・銀行の手数料
・利用してないサブスクリプション
・視聴していないケーブルテレビ
・固定電話

主に普段使っていないのに、少額だからとお金を払い続けているものはありませんか?

使っていないものを削っても、痛みを伴いません。

むしろ銀行の手数料は、なくなると快感を覚えるでしょう。

ステップ② 痛みの伴う支出を削る

仕事中のランチを外で食べる

・外食
・友人と外で遊ぶ
・ジムの会員

主に「浪費」にあたる支出です。

最初は削ると痛みを感じますが、ないことに慣れるといずれ痛みはやわらぎます。

しかし、

これを止めたら生きる意味がない!

というものまで削る必要はありません。

ステップ③ 所有している高額なものを減らす

・自動車
・持ち家

高額なものは、所有しているだけで想定外の費用が発生します。

家を所有すると、災害にあって大きな資産を失う可能性があります。

また、車を所有していれば、盗難にあったり事故を起こしたりすることも想定できますね。

自動車については手放すのが一番ですが、

使用頻度を減らすこと

で想定外の費用の発生は抑えられます。

乗る機会が減れば、

・ガソリン代が浮く

・事故にあう可能性が低くなる


・買替時期を先延ばしできる

などのメリットがあります。

ご褒美を加える

ステップ③までクリアできたら、少し楽しむことも必要です。

用途に制限はなく、各々使いたいことにお金を使って問題ありません。

ただし使える金額は、ステップ③までに節約できた金額以内までとします。

当然、節約した以上に使ってしまったら元も子もありません。

安易に月々の家賃と返済額を比較して、マイホームを買ってはいけない

本書では、

家は最悪の投資

と酷評しております。

理由は、不動産取得から売却までにかかるコストがバカ高いため。

仮に不動産の価値が株式と同様に6%ずつ上がっていったとします。

しかし、家を買ってから売るまでにかかるコストは、

値上がり益の98%

にもなると記されております。

さらに本書はアメリカ基準で書かれているため、不動産価値がどんどん下がる日本では、これ以上に悲惨な数字となるでしょう。

では、

家は絶対買ってはいけないのか?

というと、そういうわけではありません。

本書では「150の法則」を使って、持ち家か賃貸を決めるべきと記されています。

150の法則とは、

毎月のローン返済額を1.5倍にした数字が、月々の賃料を下回れば買った方がお得

という考え方です。

家賃を払うのはもったいない

返済後は資産が残る

などといった営業トークには、ローン返済以外の維持費・経費が含まれていないのです。

上記の計算をすることで、家の購入・売却にかかる経費・維持費を含まれ、本当に賃貸よりお得だと理解することができるのです。

ただし、前述のとおり日本の不動産はアメリカより価値が下がりやすいため、さらに厳しい数字を掛ける必要があるのではないでしょうか。

インデックス投資を推奨。銀行員に進められた金融商品を買ってはいけない

本書では、銀行員のことを

本物の銀行強盗

と酷評しております。

本記事をリライトする少し前に、あれだけ注意したのにうちの親父は銀行から国債を買ってしまいました

銀行や証券会社の窓口に行って、

何かおすすめの金融商品はありますか?

と尋ねてはいけません。

銀行員から進められる金融商品は、

すべて「銀行員にとって」おすすめ

の商品だからです。

手数料が高いものを進められるだけで、将来の値上がりなど約束されてはおりません。

投資を始める際は、

手数料の安いネット証券

で株や投資信託を購入しましょう。

また、本サイトでも推奨しているとおり、この本でもインデックス投資を推奨しております。

銀行等で進められるアクティブファンドよりインデックスファンドは、

手数料が安い

・多くのアクティブファンドより良いパフォーマンスとなる

のが理由です。

インデックス投資の詳細については、以下の記事を参照下さい。

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生活費が投資ポートフォリオの4パーセントで生活できるようになれば、FIRE達成です

この本では、

ポートフォリオの4%で1年間の生活費を賄えれば、貯蓄が30年以上持続する確率は95%

と記されております。

言い換えると、

自分の年間生活費に25を掛けた数字

が、早期リタイアするためのゴールとなります。

例えば、

年間の支出が400万円なら、1億円でリタイア=FIRE達成

となります。

リタイアまでにいくら必要なのかが分かるところが、この本の良い点の一つです。

尚、この理論は、アメリカのトリニティ大学というところで考えられた、

トリニティスタディ

と呼ばれるもの。

そして、リタイアするまでにかかる年数に年収は関係ありません。

重要なのは貯蓄率で、これを10%から15%に上げるだけで、働く期間を5年以上短縮できると記されております。

ただし、貯蓄した金額はただ貯め込むのではなく、投資に回す必要があります。

投資による複利の力を使って、リタイアまでの時間を短縮していくのです。

まとめ

職業は「やりたいこと」より学費と比較した「コスパの良い仕事」を選びましょう

・借金は金利の高い順番で返済し、完済まで最優先事項としましょう

・自分の欲をコントロールし、最適なお金の使い方をみつけましょう

・持ち家は、月々の返済額を1.5倍した数字が家賃を下回った物件なら買いましょう

・投資はネット証券でインデックス型の投資信託を購入しましょう

・投資金額の合計が、年間支出額に25を掛けた数字になったら早期リタイア達成です

「ミリオネアになる」「早期リタイアする」方法は、本書以外にもあります。

しかし、多くの人はスティーブ・ジョブズのようにビジネスで成功できないし、ウォーレン・バフェットのように投資で勝ち続けることはできません。

そのため、多くのビジネス本は再現性が低く、資産を増やすことができないのです。

この本の方法は、著者も言うように誰でも再現できるものと私は思います。

若い人はコスパの良い職に就く、30代以降は無駄な支出をおさえ、余剰資金でインデックス投資を始めればいいだけ。

早期リタイアを考える人だけでなく、これから就職活動する学生やすでに30代・40代で手遅れと思っている人も、一読することを推奨します。

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