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株式投資

コロナショックで高配当株の無配・減配が相次ぐ日本株 私が米国株にシフトすることを決断した理由とは?

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私自身株式投資を始めて12年になりますが、今回のコロナショックによりはじめて日本の高配当銘柄に先行き不安を覚えました。

含み損を抱えた高配当株を持ち続け、減配と含み損のダブルパンチを食らい、同様の思いをされている方は多いことでしょう。

そこで、これから少しずつ資産を日本株から米国株へ移していく決断を下しました。

ここでは、この思考に至った経緯と実際購入する米国株を紹介いたします。

無配・減配が相次ぐ日本株 私が米国株にシフトすることを決断した理由を解説

おすすめの資産シフト先は米国の高配当ETF

不要になった日本株を売却してできた資金のシフト先は、米国の高配当ETFに投資することとしました。

「ETFってそもそも何?」「投資信託と何が違うの?」と言った方は、下記を参照下さい。

ETFとは?

ウィキペディアより

現在リストアップしている米国高配当ETFは下図のとおり。

すべて信託報酬が0.08%以下と、インデックス型の投資信託より安くコストがあまりかからないのが魅力です。

また、日本のように100株単位でないため、1株から少額で購入することができます。

ただし、投資信託と違いETFは購入時手数料と円をドルに両替する手数料がかかるため、コストには注意が必要です。

例 SBI証券の場合
米株買付手数料:約定代金の0.45%
為替手数料:0.25円 ※住信SBIネット銀行経由だと0.04円

コストとやや手間があるため、長期投資で値上がり狙いのみの場合(分配金は再投資)は、インデックス型の投資信託を購入するのが無難です。

Q.資産運用初心者におすすめの投資方法は? A.インデックス投資で外国株式に投資することです

なぜ米国個別株ではないのか?

個別株ではなく詰め合わせパックのETFを選んだ理由は2つ。

1つ目は、リスクの分散です。

コロナウイルスの影響で、これまでどおり利益を出せない企業が増加しています。

これは日本・アメリカ関わらずどの国でも同じで、業種によって流行り廃りはどうしても出てきます。

アップルやアマゾン、マイクロソフトといったアメリカを代表する企業でも、いつかは何かしらの要因で利益を出せなくなる時が来るかもしれません。

個別に購入した企業のみが業績悪化や不正で暴落しても、ETFの方が傷が浅くなり有利と考えました。

2つ目は、アメリカの高配当の個別株の一覧を見て、それ程ピンとくるところがなかったこと。

「フィリップ・モリス」や「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」といったタバコ企業は日本でも有名ですが、環境に配慮するESG投資に逆境するため進んで買う気にはなりません。

アメリカを代表するアップルやアマゾンが高配当株であったなら、個別株も検討する余地はありましたが・・・

日本のETFは買わない。厳選した個別株で独自のETFを作りましょう

一応、日本の高配当ETFも検討しました。(検討したETFは下図のとおり)

利回りは十分ですが、信託報酬が0.3%くらいと米国ETFに比べてやや高いです。

また、構成銘柄上位を見ると、銀行系や自動車系の銘柄が多く組み込まれています。

銀行も自動車も衰退を余儀なくされる業界のため、今高配当でもいつまで続くかはなはだ疑問です。

そもそもこれらの高配当株に疑問をもって、日本の高配当株の多くを撤退することを決めたのです。

以上の理由から、日本のETFの購入は見送りました。

ただし、日本株を完全に見限ったわけではありません。

通信系などは、まだ安定感と上がる余地のある企業はいくつかあります。

これまで以上に企業を厳選し、オリジナルのETFを作っていこうと考えております。

終わりに

コロナショックは世界の常識を一変させました。

今後2019年までの生活に戻れるには、どれだけ時間がかかるか、そもそも元に戻るのかも分かりません。

そのため、これまで当たり前に利益を出せていた企業が、今後出せなくなる可能性があります。

ETFや投資信託は、どこか1社倒れても全体へ与える影響は限定的となりおすすめです。

これから投資を始める方、今後の投資方針の変更を考えている方は、米国のETFを検討してみてはいかがでしょうか?

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