2020年も無事大納会を迎えることができました。
今年はコロナショックで多くの人が損失を抱え、株式市場から退場することとなってでしょう。
私も今年は初の年間トータルマイナスでの着地となりました。
今回はすでに公開しているインデックス投資同様、一足早く終わった日本株についても、現保有銘柄およびいくつか売却した株の売却理由を交えて公開、解説いたします。
2020年12月時点の保有銘柄一覧
上図が2021年へ持ち越しとなった銘柄です。
資金の多くを現金またはアメリカのETFにしたため、現在日本株はそれ程持っておりません。
まず、大納会時点での含み損は約30万円です。
コロナショックの際はここが100万円近くまで行ったため、大幅に改善されています。
しかし、コロナショック前はここが逆に+30万円くらいだったため、コロナ前と比べるとまだまだ戻っていないのが現実です。
保有銘柄で持ち続けたいのは4銘柄だけ
現在保有している銘柄で、これからも何もなければ保有し続けたいのは、以下4銘柄です。
- KDDI
- NTT
- オリックス
- JT
◆高配当株投資に推奨する日本株の銘柄はコチラ>>>
FIRE目指すならおすすめの高配当株まとめ(2020年11月)
各推奨銘柄の直近決算発表記事にもリンクしておりますので、詳細をあわせてご確認下さい。
その他の持ち越し理由は以下のとおり。
MRKHLD
ライザップ傘下の下着メーカー。
2年前、余ったNISA枠でなんとなく購入。
業績が良くないものの、現在なら13,000円程度(私の購入時は2万円前後)でまあまあ良いカタログギフトが貰えます。
2020年は内容がカタログギフトの内容が改悪されたので売却しようと思いましたが、大量にライザップの水をゲットできたので保留に。
売却しても13,000円程度手元に現金が戻るだけで、倒産しても被害は2万円程。
カタログギフトがなくなるまでは、とりあえず保有します。
◆MRKホールディングス>>>株探に飛びます
丸紅・双日の総合商社株
株をやる人ならほぼご存じの、大手総合商社。
3年程前にどちらも購入しております。
当時の私の頭では、「とりあえず、総合商社なら高配当でまず潰れないからいいんじゃない?」程度の理由で購入したはずです。
しかし、上述の推奨銘柄記事のとおり、総合商社は現状伊藤忠商事1択の状況です。
そのため減配があった時点で売却し、伊藤忠商事に乗り換える資金にしようと考えておりました。
ところが、伊藤忠商事の株価は上がりっぱなしで、利回りが私の基準に届くことがありませんでした。
いずれサヨナラするつもりの銘柄ですが、今でもまあまあの配当金をいただけるので、とりあえず保留です。
◆丸紅>>>株探へ飛びます
◆双日>>>株探へ飛びます
セブン銀行
銀行業ですが、通常の銀行と違いATMの手数料が主な収入源です。
こちらも以前記事にしましたが、決算を見る限りそれ程悪くありません。
しかし、株価が下がりっぱなしです。
コロナでキャッシュレスが進行すると「現金いらない」→「ATM不要」と考え下がっているのか、我々一般人では知らない理由で下がっているのか・・・
とりあえず売却は保留にしておりますが、買い増しまでは考えておりません。
◆セブン銀行>>>株探へ飛びます
タカラレーベン
分譲マンションを主とする不動産業です。
3年程前に、高配当かつお米券がもらえるということで購入しました。
業績は年々悪くなっており、今期は減配です。
ただ、まだそこそこの配当があることと、お米券が健在のため保有し続けております。
無配か優待改悪のいずれかがあれば、即売却予定です。
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2020年に売却した銘柄は?
次に、今年売却した主な銘柄を理由を交えて紹介していきます。
小松製作所
アメリカのキャタピラーに次ぐ世界2位の建機会社。
日本では文句なしの1番手です。
高配当で300株以上長期で持っていれば、機械のミニチュアを貰える株主優待付き。
「株主優待のミニチュアが何年か経って高く売れるかも?」という思いもあり保有しておりましたが、減配で目が覚めプラスのうちに逃げました。
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日本航空
こちらは説明不要の日本を代表する航空会社。
無配転落し飛行機はほとんど飛んでいない状況です。
コロナウイルスの影響はまだまだ続く見込みのため、配当の復活はしばらくないでしょう。
届いた優待券を金券ショップで即売却し、大幅マイナスで売却しました。
日本航空>>>株探に飛びます
すかいらーく
ガストやバーミヤンを運営しております。
株主優待が100株で3,000円もらえたのでお得でしたが、2,000円に改悪。
配当金もなくなったので、配当金+優待利回りが4%を大きく下回ることに。
まだまだ体力があり倒産はなさそうですが、優待の魅力がなくなったため売却することとなりました。
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2021年に購入したい銘柄
来年購入しようと考えている銘柄は、基本的には現在保有していない推奨銘柄です。
特に順番はありませんが、以下4銘柄を優先して購入する予定です。
- 三菱UFJフィナンシャルグループ
- 三菱UFJリース
- 伊藤忠商事
- 旭化成
三菱系はすぐに買っても配当利回り5%以上あります。
伊藤忠商事と旭化成は株価が上昇し利回りがやや低下しているため、次の下落を待って購入しようと考えております。
ちょっと通信系とJTの保有比率が高くなっているため、今年は多くの銘柄へ分散投資する方針です。
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FIRE目指すならおすすめの高配当株まとめ(2020年11月)
終わりに
2020年も2019年に続き、年の序盤で安値をつけることとなりました。
実際2020年は前年の教訓を生かし買いにいったのですが、少々間違った銘柄選びをしてしまい、現在の株高の恩恵は受けられませんでした。
とはいえ、それ程大きな被害はなく1年を無事終われたため、株式市場から退場しなかっただけよしと考えております。
2021年はさらに銘柄を厳選し、アメリカ株と合わせアーリーリタイア(FIRE)へ1歩でも近づきたいですね。