" />

高配当株

【JT】第3四半期決算発表。減配発表はなし

JTは超高配当が続いており、逆に心配になるレベルが続いております。

今回は減配発表があるかとの観測も一部あったようですが、現状維持で一安心といったところでしょうか。

相変わらず収益はじりじり下落しておりますが、財務面はまだまだ盤石です。

それでは、以下発表された決算内容を確認していきましょう。

スポンサーリンク

JTの第3四半期決算は減収減益

まず、多くの企業が今回発表される決算は第2四半期です。

しかし、JTは12月が最終決算のため、第3四半期決算となります。

①売上・利益

減収減益です。

売上は-2.5%、最終益は-18.4%となりました。

ここまで積み上げた利益は2,500億円超ですが、前期まではこの時点で3,000億円以上利益を上げており見劣りします。

株価が2016年にピークを迎えて以降、売上こそ微減であるものの、株価と利益はじりじり下げてきました。

ただ、良くも悪くもコロナの影響は比較的少なく、他企業が前年比で大幅な減益・赤字となっている中ではマシな業績です。

②財務

財務の健全性を測る項目は、フリーキャッシュフローと自己資本比率です。

具体的な条件は、

  • フリーキャッシュフローがプラスであること
  • 自己資本比率が40%以上であること

になります。

今回の決算を受けて、

  • フリーキャッシュフローはプラス
  • 自己資本比率は46.4%

と、双方クリアしております。

JTは国が筆頭株主(全体の3分の1)であるため、財務面での不安要素はあまりありません。

③1株配当・配当性向

今期は連続増配こそストップしたものの、1株154円の高水準は維持できる見込みです。

一部で減配発表があるとの観測もありましたが、今回決算発表ではありませんでした。

しかし、上記のとおり利益が下がっている状況で配当性向がどんどん上がっており、今期はなんと88%になる見込み。

高くても60%くらいまでが適正となるため、減配リスクは引き続き付きまとうこととなります。

不安要素はあるものの、少量買うのは引き続き推奨銘柄です

今回のJTの決算内容は、特段サプライズはなかったとみていいでしょう。

そのため、大して良いとは言えない決算内容でも、減配がなかったことを受け株価は上昇しております。

ただ、利益が落ち続けているのに配当は高水準を維持しているため、年々配当性向が上がってきました。

減配リスクは常に孕んでいるため、あまり全力で買い推奨することはできません。

それでも、以下の理由で少量(100~200株程度)は買ってもいいと考えます。

①国が3分の1保有している

先述のとおり、JTの全株式の3分の1は国が保有しています。

財務面では至って健全であるため、倒産リスクは現時点ではほぼありません。

また、国も配当金を吸い上げたい意向はあるでしょうから、ぎりぎりまで減配の判断は行わないと思われます。

②たばこ事業はJTの独占市場

たばこの製造は日本企業ではJT以外にありません。

たばこ事業法という法律があるため、他の法人や個人では製造ができないのです。

普通に考えてたばこのような人体に悪い物を誰でも自由に製造できたら、かなり問題があるでしょう。

このように、他社の参入がないことから、価格競争をする必要がないのは非常に強みです。

③結局たばこはなくならない

たばこを法律で禁じている国は多くあります。

しかし、日本では喫煙者は以前に比べ減少しているものの、街中を歩けば分かるとおりまだまだ多くの喫煙者がおります。

たばこは健康に悪いことは誰もが分かっているのになくす動きがないのは、結局税収の問題です。

前述のとおりJTの筆頭株主が国であることから、近い将来急に禁止する動きとはならないでしょう。

適度に値上げをして喫煙者を減らしつつ、一人当たりの税収を上げていくといったことが今後も続いていくでしょう。

④減配したとしても、まだまだ高配当

仮に減配があったとしても、まだまだ高配当銘柄です。

現時点で7%以上の利回りがあるのだから、仮に半分になったとしても3.5%以上はあることになります。

財務面は盤石で、利益は減ってはいるものの3,000億円程度はあるのです。

配当をなくしたり、半分以下にまで急に減らされたりする可能性は低いと考えられます。

終わりに

最新のJTの決算発表を受けて、これまでの投資スタンスは変わりません。

収益が年々落ちているものの、まだまだ財務的には問題なく配当金狙いとしては推奨できる水準です。

ただ、配当性向があまりにも高すぎるため、資金の多くを投じないよう最低限に収めましょう。

◆関連記事

日本株だけで配当金生活は難しい でも、年間5~10%は射程圏内です

2021年3月期2Q決算関連記事

【三菱UFJリース】0.5円の増配発表で、連続増配記録は22期へ

【三菱商事】超大手で高配当だが、推奨できない理由とは?

【旭化成】第2四半期決算発表 減益は予想を下回り高配当維持の見込み

【三菱UFJFG】第2四半期決算 意外に健闘しており業界No,1返咲きは近い!

【伊藤忠商事】第2四半期決算 減収減益も思った以上に傷は浅い

【NTT】第2四半期決算  わずかに減収減益も安定感は健在

【オリックス】決算発表で76円の配当維持。自社株買いのサプライズも!

【KDDI】2021年3月期第2四半期決算も好調!懸念材料は政府による値下げ圧力のみか?

スポンサーリンク

-高配当株
-