「株を始めたいけど、証券会社が多くてどこで口座開設していいか分からない」
「株に興味があるけど、資金があまりない。少額から始められる証券会社はないか」
とお考えの方におすすめの証券会社が「SBIネオモバイル証券」です。
普通に検索をかけると、概ね「SBI証券」か「楽天証券」のどちらかを推しているサイトが多いです。
この検索結果は株式投資歴12年の私からみて妥当な回答ですが、これらの証券会社では、少額投資家が買える株は限られています。
しかし、SBIネオモバイル証券では、100株からしか買えない株が1株から買えてしまいます。
通常の100分の1の資金で株が買えるため、予算次第では複数の企業の株を少額でも買えることが実現されました。
「10,000円しかないけれど、投資を始めてみたい!」という方は、是非こちらの証券会社を検討してみて下さい。
初心者で資金が少ない人におすすめの証券会社【SBIネオモバイル証券】の魅力を解説
SBIネオモバイル証券を利用する上で、メリットおよびデメリットは押さえる必要があります。
以下の4項目をご覧いただき、自分の投資スタイルに合っているか確認しましょう。
SBIネオモバイル証券で口座開設するメリットとは?
本証券会社でのメリットは大きく分けて2つ。
1株から購入できるため、少ない資金で投資をはじめられること、Tポイントで株を現金なしで購入できることです。
1株から購入できるため、1,000円以下でも投資ができます
普通の証券会社で株を購入する場合、基本100株単位で購入しなければなりません。
そのため、株価が100円でも10,000円ないと株を購入できません。
10,000円なら買えない人は少ないと思いますが、多くの株は最低の100株でも購入するのに10万円以上かかります。
しかし、SBIネオモバイル証券だと1株から購入できるため、10,000円以下でも買えるのです。
また、1株なら単価が高くて買えないといった株はほとんどありません。
通常だと数百万円用意しないと買えないユニクロの「ファーストリテイリング」やゲームの「任天堂」も5~6万円あれば購入できます。
Tポイントを使って株が買えます
SBIネオモバイル証券では、Tポイントで株を購入することが可能です。
普段の買い物で貯めたポイントがあれば、自己資金なし(0円)で投資を始めることができます。
ポイントであれば仮に暴落して損したとしても、現金ではないため痛みは少ないです。
尚、普通の証券会社と違いシステム利用料として毎月200円(税別)(※1)がかかってしまいます。
しかし、毎月Tポイントが200ポイント(※2)付与されるため、実質消費税分がランニングコストとなります。
※1 1ヶ月の約定代金合計50万円までの場合です。1ヶ月の約定代金が多いと、さらにシステム利用料がかかります。
※2 期間限定ポイント。システム利用料・SBIネオモバイル証券以外では使用不可です。
なぜ少額で買えることがメリットなのか?
株を少額で買えるということは、それだけリスクが低く始められるということ。
仮に買った企業が倒産してしまっても、失うのはポイントか自己資金を投入しても数千円程度で、どうやっても人生破綻しません。
投資に対して恐怖心なく取引でき、積極的に買いにいけるのは大きなメリットです。
また、多くの株に投資できるのもメリットの一つ。
通常だと20万円あっても1株1,000円未満の2、3銘柄しか購入できません。
しかし、1株から買えるのなら、少ない金額で10銘柄以上に投資することが可能です。
複数の株を買って株主となり、株の勉強をしていくにはよいツールかと思います。
少額投資家以外にも高配当株メインの投資家におすすめ
SBIネオモバイル証券は、初心者だけでなく高配当株へ投資する方にもおすすめです。
100万円くらいあれば普通に「SBI証券」や「楽天証券」などで取引して問題ありませんが、それでも複数の銘柄を買うにはまだまだ足りません。
長期にわたり安定した配当を得るためには、複数の銘柄と業種に分散投資する必要があります。
しかし、SBIネオモバイル証券なら1株から買うことができるため、複数の銘柄を購入しリスクを分散することができるのです。
ただし、多くの株は100株以上保有しないと株主優待が受けられないため、この点は注意が必要です。
SBIネオモバイル証券のデメリット
デメリットとしては、まずNISAは使えません。
※2019年12月2日より、iDeCoは利用できるようになりました。
NISAのメリットである、値上がり益や配当金を非課税にすることができないことは頭に入れておきましょう。
また、手数料は税込220円(毎月200Tポイント付与で実質20円)ですが、50万円以上取引すると手数料が激高になります。
少額投資家を卒業し月々多くの取引をするようになったら、普通の証券会社へ移行することを推奨します。
年間の投資額がNISA上限の120万円までなら、SBI証券や松井証券へNISA口座を開設すれば手数料無料と値上がり益と配当金を非課税で受け取れてお得です。
それから、そもそも推奨していない投資方法ですが、デイトレードなど短期トレードに向きません。
本来取引できない株数で取引しているため、約定するまで物凄く時間がかかるとのことです。
SBIネオモバイル証券が向いている人・向いていない人
◆向いている人
・運用資金が少なく通常の100株を買えない方 → 1株から買えるため
・配当狙いの長期投資で多くの株に分散したい方 → リスク分散できるため
◆向いていない人
・ある程度の運用資金が貯まった方 → NISAで手数料無料にした方がお得のため
・株主優待目的の方 → 100株以上購入しないと受けられないため
・短期トレーダーの方 → 約定に時間がかかるため
終わりに
SBIネオモバイル証券は、1株からの少額投資とポイント投資の実現により、投資のハードルを下げてくれました。
500円玉貯金の感覚で投資を始めてみるのも良いでしょう。
ややデメリットがあるものの、投資経験者でも高配当狙いの長期投資であれば、分散する意味で十分利用する価値はあるかと思います。
証券会社の口座はいくつ開いても基本お金はかかりませんので、いくつか開設し自分のニーズに合った証券会社を見つけていきましょう。