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高配当株

化学セクター最強!信越化学工業の株式分割後の投資判断は?

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こんにちは、TAKASUGIです。

この記事は、2023年3月期の第3四半期決算が発表されている時期に書いておりますが、

信越化学工業が1対5の株式分割

を発表!!

A子

信越化学工業って魅力的なんだけれど、株価高くて買えないよ~

って人・・・多かったのではないでしょうか?

今では単元未満で買うこともできますが、とはいえ単元で買いたいという人も多いことでしょう。

そのため、イマイチ高配当株の投資対象として取り上げられることが少なかったのですが、

まもなく3,000~4,000円で買える!

となると、これは朗報以外の何者でもありません。

そこで、この記事では、

信越化学工業は高配当株投資に適格な銘柄なのか?

を検証していきます。

結論として、

・過去10年減配なし(今期で8期連続増配)

・鉄壁の自己資本比率80%越え

・収益性を表す数字が半端ない

・化学セクターでは他を寄せつけないNo,1

といった観点から、投資適格は十分

しかし、

・配当利回り2%台

と、優良企業故に株価も上がってしまい、やや割高感が否めません。

タイミングを見計らって、株価が落ちたときに買うのがよいでしょう。

それでは、以下信越化学工業がどんな業績・財務・配当推移をたどってきたか、深堀していきます。

A子

信越化学工業に投資しようと考えていたけれど、大丈夫な企業なの?

といった感じで、投資判断に迷っているようでしたら、是非読み進めて下さい。

尚、私の投資歴は以下のとおり

投資歴

  • 2008年より株式投資を開始して15年生き残り続ける
  • 2011年に東電株で大失敗→年末には資産10万円割る
  • 2012~2015年 FXメインで買ったり負けたり・・・トータルちょいプラス
  • 2016年~2020年 FXをやめ高配当株と若干グロース株も少々(年20~30万プラス)
  • 2020年下半期 コロナショックで銘柄選びに失敗。減配しない高配当リストを作成し今に至る
  • 2021年1月 資産1,000万円達成

高配当株投資の始め方

まず、そもそも高配当株投資をスタートしていないようなら、証券会社に口座を開設して下さい。

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信越化学工業の配当推移

出典:IR BANK

上図のとおり、配当推移は2010年までさかのぼって見ることができます。

現在2023年ですので、

10年以上減配していない

ことが見て取れますね

また、減配なしに加えて

2015年から7年連続増配

も達成!!

2023年3月期も増配見込みなので、これで8年連続となります。

加えて、配当性向をみても

30%前後

で推移しており、無理のない株主還元であると言えますね

TAKASUGI

直近10年減配なし、8年連続増配、配当性向30%台

とどこを取っても優秀な数字だニャー

信越化学工業の配当方針

出典:信越化学工業HP

信越化学工業の配当方針は、企業のホームページで確認できます。

上図は、そこから取ってきました。

注目は

配当性向35%前後

の部分

目標数値としては、

高すぎず低すぎず、ちょうどいい数字

と感じます。

減配しない、累進配当といった文字はないため、業績不振の年は減配はあるかもしれません。

しかし、前述のとおり、10年以上減配していないし、増配を続けても配当性向は低いまま

無理のない配当を出し続けているため、1年業績が悪いくらいで減配になる可能性は低いと判断できるでしょう。

信越化学工業の配当金(株式分割後)はいついくらもらえる?

配当金受取

信越化学工業の決算は、最も多い3月決算です。

そのため

6月と12月

に配当金を受け取ることができます。

もらえる配当金は1株当たり

500円/年

年2回なので、6月と12月に250円ずつもらえる見込みです。
※2024年も配当金維持の場合

ただ、2023年3月末に1対5の株式分割を行います。

そのため、上記数字を5で割った数字

100円/年

が、これからもらえる1株あたりの配当金となります。

TAKASUGI

今100株持っている人は、500株保有となる

100円 × 500株 = 500円

となり、もらえる金額は変わらないニャー

【超重要】信越化学工業のチェックすべき項目は?

最後に、高配当株投資において、チェックすべき項目をみておきましょう。

・配当利回りは3.75%以上か?

・配当性向は50%以内か?

・自己資本比率は40%以上か?

・フリーキャッシュフローはプラスか?

・月足チャートは上昇傾向か?

・セクター内での序列は?

・収益は上昇傾向か?

配当利回りは3.75%以上か?

2023年1月30日時点の配当利回りは

2.60%

正直ちょっとどころでなく、物足りない水準です。

直近発表された決算内容が

50円増配 1対5の株式分割

だったので、それを受けて大幅に株価上昇したのが原因です。

この上昇熱が冷めて、またアメリカ発の下落局面がやってくるまで待つのが無難

TAKASUGI

個人的に購入目安は配当利回り3%以上とします

増配期待がある銘柄なので、少し低くても問題ないニャー

配当性向は50%以内か?

こちらは前述のとおり

近年は配当性向30%前後

で推移しております。

配当方針をみても

配当性向35%前後

と公言しており、実際その通りになっていますね

ちなみに、2023年3月期の予想配当性向は

28.50%

もっと増配してもおかしくない数字ですね

自己資本比率は40%以上か?

出典:IR BANK

2022年3月期時点での自己資本比率は

82.1%

鉄壁!と言っても過言ではありません。

大企業は自己資本比率が少なくなる傾向がありますが、これだけ高い数字を見ると

財務体質は極めて正常

と言えるでしょう。

フリーキャッシュフローはプラスか?

出典:IR BANK

フリーキャッシュフローを確認すると

2009年までさかのぼってもプラスを維持

しております。

現金も積み上がっており、問題なしです。

財務状況とあわせて、倒産リスクは極めて低い企業と言えるでしょう。

月足チャートは上昇傾向か?

出典:株探

2022年単年だけ切り取ると、下落基調の1年でした。

しかし、長い期間で見ると、

ほぼ右肩上がり

と言って問題ないかと

少なくとも下落基調ではないため、問題なしです。

TAKASUGI

逆に増配・株式分割発表を機に、株価が上がりすぎないか心配💦

分割後に買いたいので、ちょっと株価は落ち着いてほしいニャー

セクター内での序列は?

化学セクターは、

この分野だったらNo,1

みたいな企業が多いです。

なぜなら、同じ化学セクターでも各社取り扱っている商品が違いすぎるから

例えば「花王と旭化成」を同列で比較して考えることはできません。

ただ、この信越化学工業・・・

化学セクター全部入れてトップ

なんです!!

これは

バフェットコード

というサイトで、「業種」→「化学」と検索し、時価総額か純利益で並べると分かります。

出典:バフェット・コード

純利益でみても、時価総額でみても断トツ!!

ほんと、配当利回りだけもうちょい高ければ、本当に欲しい銘柄ですね

収益は上昇傾向か?

出典:IR BANK

はい、すばらしいの一言です

・売上 10年前 約1兆円 → 現在 約2.8兆円

・純利益 10年前 約1,000億円 → 現在 約7,000億円

・ROE 2018年以降2桁維持

・営業利益率 35.79%

収益が着実に伸びていることはもちろん、収益性を表す数字がずば抜けて優れています。

ROE、営業利益率は、ともに10%あれば相当優秀

それをさらに上回っているので、他の銘柄と歴然とした差がつくのは当然と言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

化学や製造セクターは、セクタートップでなくとも、得意分野があるオンリーワン企業なら投資対象となります。

しかし、信越化学工業は得意分野問わず、全部ひっくるめた化学セクターの絶対王者

まとめると

・過去10年減配なし(今期で8期連続増配)

・鉄壁の自己資本比率80%越え

・収益性を表す数字が半端ない

・化学セクターでは他を寄せつけないNo,1

といったメリットがありました。

しかし、

・配当利回りは2%台後半と低め

と、高配当株として購入するには3%くらいまで下がったところまで待つ必要があるでしょう。

とはいえ、値上がりも全然狙える銘柄です。

これまで株価が高くて手を出せなかったという方(私も含む)・・・

是非この株式分割で安く買えることを機に、ポートフォリオに組み込むことを検討してみてはいかがでしょうか?

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