住友倉庫(9303)の投資判断について。
高配当株をたくさん買って、配当金生活を目指しています。
住友倉庫は高配当だけど、買ってもいい銘柄なのかを知りたい!
買おうとしているけど、一歩踏み出せず悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
しかし、ジェイエイシーリクルートメントは以下の理由で十分高配当銘柄として優秀です。
・直近10年で減配なく9期連続増配見込み
・配当性向が適正
・業績は安定。財務面も健全です
私は2008年より株式投資を始め、14年目になります。
これまでも高配当株を中心に買ってきましたが、高配当だけが取り柄の罠銘柄の減配に悩まされてきました。
そこで、2011年東京電力株での大失敗して以降、業績・財務状況が良好な銘柄を厳選して投資することに。
そのおかげで、今では1,000万円を超える資産に増やすことができました。
この記事では、住友倉庫のメリット・デメリットを確認していきます。
この記事を読むことで、
・住友倉庫のメリット・デメリットを理解して安心して買うことができるようになる
・高配当なだけが取り柄の「地雷銘柄」を回避することができる
ようになります。
この記事を読んで、住友倉庫を購入するか否かの参考としていただけると幸いです。
株探に飛びます>>>住友倉庫(9303)
住友倉庫の配当金はいつ・いくらもらえる?
住友倉庫の決算は3月です。
・3月
・9月
の最終営業日の2営業日前までに株を保有していれば、配当金をゲットできます。
第2四半期(9月)と最終決算(3月)の約3ヶ月後が配当金の支払いとなるため、
・6月
・12月
に配当金を受け取ることができます。
尚、2021年3月期(前期)に支払われた配当金額は、
6月 → 24円
12月 → 24円
合計 → 48円
となっております。
2022年3月期(今期)は増配され、
6月 → 38円
12月 → 48円(予想)
※追記:2022/2/7 54.50円(予想)へさらに増配
合計 → 92.5円
と大幅アップとなる見込みです!!
住友倉庫のの配当利回りは?
住友倉庫の1株配当(予想)は92.5円です。
対配当利回りでの買いの目安は以下のとおり。
・配当利回り3.75% → 2,466円
・配当利回り4% → 2,312円
・配当利回り4.5% → 2,055円
・配当利回り5% → 1,850円
本記事執筆時点では2,100円台で推移しており、配当利回り4%をはるかに超えております。
つまり、いつ買っても高配当なので、
私は配当利回り4.5%を超えたら買う!!
というように自分なりの目安を定め、そこに達したら購入するよう事前に決めるといいでしょう。
このように、あらかじめ目標を定めることで、暴落時にあたふたせず購入することができるようになります。
ライバル銘柄の配当利回りは?
住友倉庫の主なライバル企業の配当利回りは、以下のとおり。
・三菱倉庫 2.8%
・三井倉庫 3.07%
・澁澤倉庫 2.75%
※2022年2月22日時点
住友倉庫は元々3%台前半から中盤でしたが、2022年3月期は大幅な増益・増配で配当利回り4%を超えました!
もともとライバルに比べて配当を多く出しておりましたが、今期の増配でかなり抜け出した格好ですね♪
住友倉庫のメリット
住友倉庫のメリットは以下の3点です。
①直近10年で減配なく9期連続増配見込み
②配当性向が適正
③業績は安定。財務面も健全です
では、順番に解説していきます。
直近10年で減配なく9期連続増配見込み
住友倉庫は直近10年で減配がありません。
しかも、9期連続増配予定となっております。
長期間にわたり減配がなく、むしろ増配傾向なのは非常に良い傾向ですね。
配当性向が適正
2021年3月期こそ配当性向50%を超えましたが、ほぼ30~40%台で落ち着いております。
2022年3月期は、大幅増配したにも関わらず、配当性向は39.73%予想です。
業績に応じて、無理なく株主還元を行っていると言えますね♪
業績は安定。財務面も健全です
まず、業績に関しては、毎年最高益を更新するような勢いはありません。
しかし、安定して70~90億円くらいの利益を出してきました。
赤字の年度もなく、あまり景気に左右されていないことが過去の業績から伺えます。
尚、2022年3月期は175億と、前期比倍以上になり1990年以来の最高益更新の見込み。
追記:2022/2/7の第3四半期決算発表で純利益188億円に上方修正
現在、海運業がバブル期を迎えている影響があってのことと思われます。
次に、財務面は大企業にしてはめずらしく、自己資本比率が50%を超えています。
資産は大幅に増えてはいないものの、緩やかに増加している印象。
極端に悪いところは見受けられず、倒産リスクは低いと言えるでしょう。
住友倉庫のデメリット
現在の住友倉庫には、あまり悪いところがありません。
そのため、強いて挙げるとすると、
2022年3月期の増配幅が大きい
ことになります。
これまで微増で増配を8期続けてきましたが、今期は一気に44.5円も増配される見込みです。
当然、利益が前年比倍以上になるため、この増配幅はうなずけるもの。
しかし、前述のとおり、この利益が来期以降も続くかと言われると「?」です。
今期の大幅増益の要因である海運業は、10年に1回くらいめちゃくちゃ儲かる年があります。
一方、悪い時期は一気に赤字へ転落するというのが特徴。
そのため、今回のこの大幅な増益は、コロナバブルが生んだ一時的なものである可能性があります。
来期以降、このバブルが終わったとしたら、
また元の利益水準に戻るのでは?
との懸念があります。
その際、配当金も元の水準へ戻る可能性があるため、株価が高いうちに買うのは控えた方がよさそうです。
まとめ
◆住友倉庫のメリット
・直近10年で減配なく9期連続増配見込み
・配当性向が適正
・業績は安定。財務面も健全です
◆住友倉庫のデメリット
・2022年3月期の増配幅が大きく、来期以降業績次第で減配の可能性あり
あまり悪いところがない銘柄のため、ポートフォリオに組み込みたい銘柄です。
しかし、今期の業績は海運バブルによるところが大きいため、利益水準が元に戻ったときを考えるべき。
あまり株価が高いときに、株数を増やさないようご注意下さい。
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