2024年は早くも3分の1が終わってしまいましたが、残り3分の2で年内どこまで年間配当金を増やすことができるか?また、最重要ではないものの、資産2,000万円が近づいてきました。年内に突破できるか・・・投資をしてると楽しみがいっぱいです。
さて、定例の4月末時点での日本株の資産状況を確認していきます。
- これまでも高配当株投資をされている方
- 新NISA開始を機に投資を始められた方
- これから高配当株投資をしようかなと考えている方
は、是非どの銘柄を購入していこうかなど、ご参考いただければと存じます。
尚、私の主力・準主力としている30銘柄は下記の記事に掲載しております。よろしければ、こちらもご一読下さい。
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厳選30銘柄公開:日本株で高配当ポートフォリオを作るとしたら?
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2024年4月時点:日本高配当株の保有銘柄一覧
2024年3月末:+312万円 → 2024年4月末:+328万円
あとから気づいたのですが、NTTの新NISA枠が切れていました💦
一応お伝えしておくと、177円程の単価で600株となります。
アステラス製薬売却により、その含み損が消えました。その分、含み益が5万円以上増えておりますが、それを差し引いても10万円程の資産増という結果です。
4月は中旬に大きな下落があったため、前月比マイナスを覚悟していました。ところが、蓋を開けてみたらご覧のとおり、プラスで着地!!
個人的に大分良いポートフォリオを組めてきた証拠・・・とポジティブに捉えております。
今月の仲間入り・お別れ銘柄
今月の仲間入り
NTT 300株
今月のお別れ
アステラス製薬 100株
以下、それぞれ購入および売却の補足説明をしていきます。
NTTを定期購入の他、200株追加購入
4月は定例の月初にNTTを100株購入を行い、その後2回100株ずつ購入。合計でNTTを300株購入したこととなりました。これでNTTは旧NISA枠も入れると3,100株となります。
さて、購入タイミングとしては
・200日線に触れたとき
・配当利回りが3%に達したとき
に購入しています。
3月からKDDI含め、通信セクターが軟調に推移しました。そこで、買える理由があるときに購入した次第です。
この後、2024年3月期の最終決算発表を控えます。同時に今期見通しも発表されるため、跳ね上がったとき買いにくくなるため、積極的に買い向かいました。
Xでもポストしていますが、通信セクターの業績は安定しています。コロナ過でも業績を落とさなかったことが何よりの証拠・・・本来まんべんなく多くのセクターに分散するのが基本ですが、
通信セクターは守備力が高いため多めに組んでも問題ない
と考えております。
今後も、通信セクターは積極的に買い進めていく予定です。
アステラス製薬の売却
一方、アステラス製薬は売却しました。理由は
度重なる下方修正の発表
別に下方修正を発表することが悪いわけではありません。私が絶大な信頼を寄せる「KDDI」すら、前期下方修正しておりますから・・・
ただ、こう何度も発表されると、
悪いことを隠していたのでは?
と疑ってしまいます。
実際のところは分かりませんが、特許切れによる収益改善は2025年3月期の業績見通しを見ても遠いように感じます。
それでいて増配なのですから、喜ぶ人もいるでしょうが、私には無理して配当を出していると捉えました。
花王を買わない理由もそうですが、
無理に連続配当を維持する必要はない
と私は思います。一旦、配当維持するなり減配するなりして、業績改善時に増配してくれれば、私は全く問題ありません。あくまで10年スパンのトータルでの増配率を私は重視します。
連続増配を維持したことに関しては、人によって
還元意欲がある
とポジティブに捉える方も多くいるでしょう。なので、私の考え方を押し付けるつもりはありません。
ただ、総合的に考慮し少ない投資資金を不透明な銘柄へBETし続けることに抵抗があったため、私は売却の決断をしました。
過度な円安について
最近、1ドル160円とか、生まれてから見た記憶のないレベルで円安が進んでいます。おそらく財務省が介入を行ったのでしょうが、今後も円安のベクトルは変わらないでしょう。
この件について私の見解は
自然災害と同義
と捉えています。
円安に対して個人で何かできることはありません。できるとしたら、金融政策で利上げをできる日銀くらいです。
あとは間接的に日銀に指示できる日本政府に対し、せいぜい選挙でノーを突き付けるのが個人でできることになります。
私は為替というものは
血圧と同じ、高すぎても低すぎてもダメなもの
と捉えています。
なので、いずれは反転し適正値に収束していくものと思っています。
アメリカのインフレが収まり、FRBが利下げサイクルに入れば終わること・・・何十年も先のことではありません。
円安が株価に与える影響は今は限定的。気にせずやるべきことを進めていくだけです。
新NISAから投資を始めた方へ
新NISAの開始を理由に、2024年から投資を始めた人は多いと思います。
そういった方々は4月の株価下落で大きなショックを受けたことでしょう。精神的に耐えられず、投資を止めてしまった人も多いと聞きます。
ただ、私は2008年から株式投資を行っておりますが、その間
1度も大暴落は来ていない
と考えています。
なぜなら、リーマンショックを経験していないから
リーマンショックは多くの優良銘柄ですら、株価を地の底へ突き落としました。例えば、今優良銘柄として人気の「オリックス」ですら、株価が10分の1以下になったくらいです。
3,000円台 → 170円
記憶に新しいのがコロナショックですが、
1,958円 → 1,100円
と、リーマンショックと比べると可愛いもの。まして先月くらいの下落は暴落ではなく年に数回起こるレベル・・・今後、長く投資するには、何度も大きな下落を経験しなければなりません。
メンタルの強化
というか、そこそこ大きい下落に慣れることは長く続けていく上で、とても重要です。
そこを乗り越えられれば、大きな下落が来ると、むしろ安く買えるとポジティブになります(笑)
ただ、もし下落に大きなショックを受けるようなら、一度投資を休んでもいいでしょう。あらためて資金を溜めメンタルが復活したら、是非また投資に再挑戦していただきたいものです。
終わりに
2024年は日経平均が1989年以来の最高値を更新し、はじめて40,000円台をつけました。しかし、4月に入ると急落し、最近ではもっとも難しい相場になったかと思います。
ただ、株価が落ちたときこそチャンスあり。昨年まであまり買い場がなかった通信セクターを買い集めることができました。
5月に入り、続々と3月〆企業の最終決算が発表され、今期見通しも同時に開示されております。ある銘柄は高騰する一方で、暴落している銘柄もあります。
決算発表時期は大きな買いチャンスです。特に悪くない決算でも市場予想を下回ると、必要以上に売り込まれます。
買いチャンスがきたら、逃さず積極的に買いにいきたいところです。
それでは、今月もここまでお読みいただき、ありがとうございました。