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高配当株

アステラス製薬(4503)の投資判断。業績・財務・配当推移を徹底チェック!

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こんにちは、TAKASUGIです。

この記事では、高配当株である

アステラス製薬

について解説していきます。

B助

高配当株投資を始めたいけれど、おすすめの銘柄は何?

と高配当銘柄を物色している方や

アステラス製薬の購入を検討しているけど、買って大丈夫?

A子

と買おうか迷っている方は、是非読み進めて下さい。

最初に、私の株式投資に関する簡単なプロフィール紹介します。

さて、最初に私のプロフィールから

投資歴

  • 2008年より株式投資を開始して14年生き残り続ける
  • 2011年に東電株で大失敗→年末には資産10万円割る
  • 2012~2015年 FXメインで買ったり負けたり・・・トータルちょいプラス
  • 2016年~2020年 FXをやめ高配当株と若干グロース株も少々(年20~30万プラス)
  • 2020年下半期 コロナショックで銘柄選びに失敗。減配しない高配当リストを作成し今に至る
  • 2021年1月 資産1,000万円達成

こんな感じで失敗を繰り返し試行錯誤した結果、今の投資スタイルを確立し、1,000万円を超える資産を築くことができました。

さて、アステラス製薬という会社・・・

知名度はそれなりですが、他の製薬会社とごっちゃになっている人は多いかな?

武田とか塩野義とか中外とか・・・

この記事では、数ある大手製薬会社から、

どうしてアステラス製薬がピックアップされたのか?

なぜ、セクタートップの武田薬品工業ではないのか?

を解説いたします。

結論として

・10年以上減配なし

・2022年まで10期連続増配中

・自己資本比率が高い

といった観点から、投資適格な銘柄であると判断しております。

以下、投資適格と判断した理由を解説していきますので、購入検討の方は是非本記事をご一読下さい。

高配当株投資の始め方

まず、この記事を読み進めていく前に、証券口座を持っていないなら口座開設を行いましょう。

株式投資は自己責任ですから、当然リスクはつきものですが、

口座開設は無料

です。

また、株を購入しない限り、損することはありません。

おすすめの証券会社は、2023年時点では

SBI証券

1択!

コースによりますが、

・100万円まで手数料無料

・S株という1株投資ができる

・三井住友カードと連携することで、ポイントが貯められる

・他社より取扱商品が多い

といいとこ尽くめだからです。

尚、売買手数料については、すでに全面的に無料にする方針を発表されております。

日本株の高配当株投資だけでなく、インデックス投資や外国の高配当株投資にも適しているため、口座を作って損はありません。

尚、私は長年使い慣れているため、

松井証券

で日本株を運用しております。

こちらは昔から資産の少ない投資家に優しく、1番はじめに10万円まで手数料無料を行っております。

最近はロボアドバイザーが安く使えて、けっこう人気が出ているよう・・・

今は他にも手数料無料の証券会社が多くなり目立たなくなりましたが、少額投資家の気持ちを一番理解している証券会社です。

今後、改善することも考えられるため、こちらもおすすめの証券会社としております。

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アステラス製薬の配当推移

出典:IR BANK

上図のとおり、配当推移は2010年までさかのぼって見ることができます。

現在2023年ですので、

10年以上減配していない

ことが見て取れます。

また、減配なしに加えて

2012年から10年連続増配

も達成しております。

2023年3月期も増配見込みなので、11年連続となりそう。

このことから、株主還元の意欲が高い企業であることが伺えます。

ただ、

2021年・2022年と配当性向がやや高い

のが気になるところ・・・

2023年3月期は配当性向50%くらいまで下がる見込みですが、今後も少し注視したい部分ではありますね。

アステラス製薬の配当方針

出典:アステラス製薬HP

アステラス製薬の配当方針は上図のとおり

ホームページより抜粋しております。

確認したところ、具体的な数字は一切ありませんね・・・

ただ、

自己株式取得(自社株買い)とあわせて還元する方針

であると見て取れます。

そのためか、連続増配が続いているものの増配幅は少なめ

配当利回りも常時3%前後とやや物足りないところを推移しているため、

TAKASUGI

株価上昇と配当金を合わせて株主還元します!

と主張していると、私は捉えております。

アステラス製薬の配当金はいついくらもらえる?

アステラス製薬の決算は、最も多い3月決算です。

そのため

6月と12月

に配当金を受け取ることができます。

もらえる配当金は1株当たり

60円/年

年2回なので、6月と12月に3000円ずつもらえる見込みです。

【超重要】アステラス製薬のチェックすべき項目は?

最後に、高配当株投資において、チェックすべき項目もみておきましょう。

・配当利回りは3.75%以上か?

・配当性向は50%以内か?

・自己資本比率は40%以上か?

・フリーキャッシュフローはプラスか?

・月足チャートは上昇傾向か?

・セクター内での序列は?

・収益は上昇傾向か?

配当利回りは3.75%以上か?

2023年1月24日時点の配当利回りは

3.07%

正直ちょっと物足りない水準です。

前述のとおり、株主還元を自社株買い含めて行っている企業のため、やや低いのは目をつむるしかありません。

ただ、

10年以上減配なし&連続増配

しておりますので、長く保有することで利回りアップする可能性は高い!

あとは、個人でPERを見て判断したり、チャートを見て判断したり、

自分の納得いく株価

で買っていくことをおすすめします。

TAKASUGI

私は購入目安を配当利回り3%以上としているニャー

配当性向は50%以内か?

前述のとおり、2021年および2022年は配当性向50%を大きく超えてしまっております。

ただ、その前を見ると6年連続で50%を下回っております。

2023年3月期の見込み配当性向は

52.58%

と落ち着く見込みなので、それ程気にする必要はないでしょう。

尚、セクタートップの武田薬品工業の配当性向は以下のとおり

出典:IR BANK

配当性向は50%を下回るどころか、100%を超え稼いだ以上に大盤振る舞いしている年がほとんど!?

こちらに比べると、無理のない配当政策をアステラス製薬は実施していると見て取れますね。

自己資本比率は40%以上か?

出典:IR BANK

2022年3月期時点での自己資本比率は

62.6%

かつては70~80%で推移しておりましたが、近年は60%前後に低下しているのが気になるところ

しかし、自己資本比率40%の目安を大きく超えているので、全く問題ありません。

また、純資産額をみると10年前より4,000億円くらい増えており、財務は健全です。

倒産リスクは低い企業であると言えますね。

フリーキャッシュフローはプラスか?

出典:IR BANK

ここ10年のフリーキャッシュフローを見てみると、

9勝1敗

2020年なので、コロナショック時にマイナスになっているだけで、あとはプラスです。

投資以上に本業で稼げているので、こちらの診断も問題ありませんね。

ただ、配当性向がやや高く自社株買いも積極的な企業なため、

あまり現金が積み上がっていない

ところは、少しだけ気にしておきましょう。

月足チャートは上昇傾向か?

出典:株探

2015年から2022年まで、

1400円~2000円のレンジ

で上下動しておりました。

しかし、2022年後半にはレンジを上抜けし、

2200円まで上昇

しております。

ややレンジで少し上向いてきた・・・といったところでしょうか?

少なくとも下落傾向ではないので、こちらの判定も問題なしとしていいでしょう。

セクター内での序列は?

アステラス製薬のセクター内での序列は

武田薬品工業に次ぐ2番手

通常は1番手をまず買うのがセオリーですが、いかんせん武田薬品工業の業績推移がすこぶる悪い・・・

そのため

2番手のアステラス製薬の方が投資対象として魅力あり

とみております。

ただ、高配当株投資家には、武田薬品工業を保有している人はたくさんいます。

事実、10年以上ずっと高配当を維持し減配はしておりません。
※増配もありませんが・・・

私は業績が不安定な銘柄を買わない主義ですが、減配していない姿勢を支持する考えもありかと存じます。

好みが分かれるところになりますので、個々人でどちらを優先させるか、判断していきましょう。

TAKASUGI

繰り返しだけれど、私は業績に安定感のあるアステラス製薬を支持する

タケダは超大手といえど、しょっちゅう配当性向100%超えは看過できないニャー

>>>武田薬品工業(株探に飛びます)

収益は上昇傾向か?

出典:IR BANK

最後に収益を見ていきます。

10年程前、純利益1000億円届かなかった時期に比べると、

倍の2000億円に届くレベル

まで成長しております。

ただ、2019年3月期(コロナショック前)までは回復しておらず

次年度以降で最高益を更新できるようなら、今後も増配継続が期待できるでしょう。

また、収益性を測る営業利益率・ROEは2桁にほぼ乗っております。

収益性の高さも伺えますので、今後も業績が大崩れすることは少なそうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

製薬会社は多々ありますが、もっとも高配当株投資に適した銘柄はアステラス製薬かと存じます。

ただ、セクタートップの武田薬品工業も、業績こそイマイチですが、身をもって減配しない姿勢を貫いております。

私の場合、多少配当利回りが低いことには目をつむり、アステラス製薬を優先しますが、

武田薬品工業の高配当が魅力!

ということでしたら、そちらに投資するのもいいでしょう。

投資は自由です。

ただ、何度も「大手+高配当」に裏切られたため、経験から忠告だけはさせていただきます(笑)

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