5月が終わったので、定例の日本株の資産状況を確認していきます。5月も4月に続き軟調に推移し、株式投資をはじめたばかりの人は精神的に苦痛を味わった方も多かったのではないでしょうか?
私は、先行して株式投資を始めた者として、現況を発信しております。
- これまでも高配当株投資をされている方
- 新NISA開始を機に投資を始められた方
- これから配当株投資をしようかなと考えている方
は、是非どの銘柄を購入していこうかなど、ご参考いただければと存じます。
また、「X」でもポストしましたが、これから私は高配当株投資家を名乗るのを辞めました。タイトルも「高」の文字を取っています。
もはや主力銘柄の利回りが、3%を下回っているところも多いので、高配当とは言えませんからね・・・
尚、私の主力・準主力としている30銘柄は下記の記事に掲載しております。よろしければ、こちらもご一読下さい。
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厳選30銘柄公開:日本株で高配当ポートフォリオを作るとしたら?
スポンサーリンク といった悩みを抱えていませんか? そんな方は是非読み進めて下さい。 最初に、私の株式投資プロフィールを紹介 こんな感じで、私も最初は何度も銘柄選定を間違えました(笑) さて、高配当銘 ...
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2024年5月時点:日本高配当株の保有銘柄一覧
2024年4月末:+328万円 → 2024年5月末:+335万円
4月中旬から軟調に推移しているため、新NISA枠で購入した銘柄のほとんどが含み損・・・まあ、一生保有する予定なので、特に気にしてはいません。
それより、全体で見ると微増ではあるものの、毎月着実に資産が増えております。
長く続けること
が、大きな資産を作ることに不可欠です。
また、毎月なにかしらの銘柄を購入することで、配当金は着実に増えてきました。5月は決算発表が集中し増配ラッシュも!?
追加投資なく保有するだけで配当金が増えるのは、とても喜ばしいことです。
今月の仲間入り・お別れ銘柄
今月の仲間入り
- NTT 200株
- 三菱商事 100株
お別れ銘柄はありません。
むしろ、毎月お別れがあったら困ります(笑)多くお別れするということは、ろくでもない銘柄をポートフォリオ組み込んでいるということ
理想は、今ある銘柄が1つも脱落することなく一生を終えることです(笑)
では、購入銘柄をどういった意図で買ったか、以下補足説明します。
NTTを200株購入
まず、100株は毎月月初の積立て枠
もう100株追加した理由は・・・忘れてしまいました💦
ただ、これまでも
・200日線にタッチ
・配当利回りが目先の株価でも3%越え
といった理由があったので、
150円は底になりそう
くらいの意図で買ったのだと思います・・・たぶん
新NISAになり、税引後にもらえる配当利回りを気にする必要がなくなりました。非課税期間は恒久だから
しかも、15,000~16,000円で単元買えてしまうもので、気分次第でポンポン買ってしまいます
普段の買い物は100円以下の金額でも悩むのに、本当に投資になると簡単にお金を使える感覚は不思議ですね(笑)
尚、150円はキリがいい数字のせいか、今のところ割れません。10営業日以上連続下落しましたが、今は踏み止まっています。
目先の利回りも3%以上あるし、少額から買ってみたい人には、いい値ごろ感ではないでしょうか?
尚、現在の保有数は
旧NISA枠 2,500株
新NISA枠 800株
合計3,300株となります。
三菱商事の追加投資は初めて
私が日本で一番好きな企業なので、もうアホみたいに買いたいのですが、これまで高くて買えませんでした。
さすがに配当利回り1%台じゃ、手も足も出ません。
ところが、決算発表を機に、
大増配したのに株価大幅下落
ということになり、決算発表前1%台まで下落していた配当利回りが一気に2.9%台まで回復しました。
欲を言えば3%に乗ってから買いたかったのですが、
3%待ったら反転してしまい、機会損失になってしまうかもしれない・・・
との心境から、思い切って即買いました。
結果はさらに100円以上下げたので、配当利回り3%で買えたのですが、特に後悔はありません。
念願の三菱商事を追加できたのだから、嬉しさの方が強いです。
新NISAになってから手を出すのが早くなりました。これがいいことなのか、悪いことなのか・・・結果は未来にならねば分かりませんね
尚、これで旧NISAの300株に加え、合計400株保有となっております。
2023年度最終決算と増配について
最後に、決算発表ラッシュとなった2023年3月期の決算と、これまた多くの銘柄で発表された
増配
について、少し語っていきます。
2023年度の最終決算と2024年度の見通しについて
正直、2023年度の結果発表に、あまり興味はありません。
株価は将来の価値を予測して上下するもの・・・そのため、終わった期の話は株価に反映されることはありません。
なので、余程の期待外れで終わらない限りは、
2024年度の見通し
が重要になってきます。
株式投資を始めたばかりの方は、まずこの点を押さえていただければと存じます。
それを踏まえると、毎年4月下旬~5月中旬にかけては株式投資家にとって非常に重要な時期となります。
さて、前述の三菱商事の例のとおり、2024年度の見通しは正直保守的なところが多いです。
そのため、
そんなに悪くはない数字だけど期待はずれ
で、発表後に株価を大きく下げるところが続出しました。
ただ、これは以前から主張しているとおり、安く優良な銘柄を買うチャンスです!
目先の株価に一喜一憂せず、むしろ買い向かう姿勢が資産形成において重要です。
尚、あくまでも「決算内容がそれ程悪くない」というところがポイント
本当に悪くて大幅下落した銘柄には手を出さないことをおすすめします。
増配ラッシュで年間配当が一気に33万円台まで増加
次に増配についてです。
配当株投資家にとって、「増配発表」がもっとも至福の瞬間
それが今回、とんでもない数ととんでもない増配率で、私も少々驚いております。主な増配は以下のとおり
・三菱商事 70円→100円
・三井物産 170円→200円
・東京海上 123円→159円
・オリックス 85.6円→98.6円
・三菱HCC 37円→40円
・三菱UFJ 41円→50円
・三井住友 270円→330円
・NTT 5.1円→5.2円
・KDDI 140円→145円
今回の増配は、2023年度分の増配もあれば2024年度分の増配もあります。また、両方とも増配もあるので、少し分かりにくいですね・・・
ただ、上記は決算発表前の配当予想と比較すると、確実に上がっております。三菱商事なんて40%以上も上げていますから驚きです。
ちなみに決算発表前と発表後の年間配当金を比較すると
29万円 → 33万円
と、とんでもない額増えています!
4万円の配当金を新規投資で作るとしたら、100万円以上必要です。今回の増配には「100万円以上の価値がある」と言っても過言ではありません。
尚、これだけ増配すると、気になるのが
配当性向
もらえるものが多くなるのは嬉しいけれど、長続きしないと意味はありません。
増配ラッシュにも浮かれることなく
この銘柄、配当金出しすぎじゃね?
来期以降、減配なんてことないか要チェック!
という意識は重要です。
尚、配当性向は50%くらいを超えていないかが、1つの目安になります。
※JTだけ例外で、75%が目途となります
終わりに
5月は決算発表が集中するため、株について考える時間が多くありました。また、本業や家のことでもやや忙しかったので、少し疲れてしまいました。
6月は配当金と株主優待を収穫する時期です。ちょっと疲れてきたので、夏場にかけてはゆっくりしようかと思います。
旅行や夏休みも控えています。以前は1円でも多く支出を減らすことに躍起でしたが、今はその考えも薄れてきました。
去年、大幅に年収が増えたことと、資産が2,000万円に届きそうになっていることで、お金についての不安はほぼなくなったことが要因です。
将来だけでなく現在も楽しむラインは超えてきたと思っています。(個人的に1年分の生活費+金融資産1,000万円)
今年の夏は、家族といい思い出ができるといいなぁと思っている次第です。
以上、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。