年が明けて少し経ちましたが、明けましておめでとうございます。
今年もひたすら働き、無駄遣いを押さえ、可能な限り高配当株を買っていこうと思います。今年も毎月、月末時点での報告は続けていく所存です。
- 高配当株投資をされている方
- これから高配当株投資をしようと考えている方
の参考になるような情報を発信していければと考えております。
尚、現在発信している「厳選日本高配当株30選」は、この後10銘柄程度を入れ替え予定です。時間がないため、いつになるか分かりませんが、新記事ができ次第、発信させていただきます。
また、2023年末に更新したブログにて、2023年に受け取った配当金を公開しております。あわせて、こちらもご参考いただけると幸いです。
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【2023年】高配当株投資総括 年間受取配当金は20万円突破!
スポンサーリンク 2023年も残すところ、わずかとなりました。 昨年も同時期に ①年間に受け取った配当金額②累計(記録のある2016年以降)で受け取った配当金額 を計算していたので、今年もお知らせさせ ...
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2023年12月時点:日本高配当株の保有銘柄一覧
今月は、前月比の数字を非表示とします。「JT」の100株および「KDDI」が旧NISA期間満了のため、年末時点での株価で特定口座に移行されたためです。
評価損益は1月末が終わった時点で、あらためて再開します。
さて、2023年12月は、いよいよアメリカの利上げサイクルの終焉が見え始めました。そのため、150円を超えた円安も一服。これまでアホみたいに上がっていた、総合商社株、銀行株の上昇がストップ・・・直近高値からは大分下がってしまいました。
また、2023年後半に購入した「アステラス製薬」の下落が顕著です。買ったときより大分、業績および財務面で不安が出てしまいました。
SNSではナンピンしている方も多いようですが、私は買い増さずこのまま注視。減配などこれ以上の悪材料が出た際には、売却しようと考えております。
新NISAの始まりを受けてやること
正直、新NISAになったからといって、何か変わったことをするつもりはありません。
ただ、前述のとおり、「JT」や「KDDI」が特定口座に移行されたことにより、このままでは配当金に課税されることになります。
もし税引き前100万円の配当金があったとしたら、特定口座では80万円弱の手取りになってしまいます。この約20万円は1ヶ月の生活費相当・・・NISA口座か否かで、これ程の差になるので大きなお話です。
そのため、
- 特定口座に移行された銘柄は売って新NISA口座で買い直す
- 増配率の高い銘柄を優先的に新NISA口座で買う
の方向で新NISA口座を利用していこうと考えています。
新NISAで買い戻す銘柄
まず、前述の2銘柄と「オリックス」が特定口座になっているので、「KDDI」と「オリックス」の2銘柄を新NISAで買い直す予定。「KDDI」は株主優待の長期保有特典があるため、先に買ってから売らないと保有期間が途切れる恐れがある点で要注意です。
次に、新NISAといえど枠は年240万円と上限があります。まず超えることはないと思いますが、枠がある以上、何でもかんでも新NISA口座へ入れる訳にはいきません。
そのため、原則は厳選30銘柄でもさらに厳選された10銘柄を優先して、NISA口座にて購入していこうと思います。特定口座に移行された銘柄でも、優先順位の低い銘柄はそのままとする予定。
JTはトップ10から個人的に漏れますので、一旦様子します。ただ、トップ10外でも上位ではあるため、いずれは新NISA口座に入れると思います。
ちなみに、私的トップ10は以下の銘柄です。
厳選銘柄トップ10
- NTT
- KDDI
- 三菱商事
- 三井物産
- 伊藤忠商事
- 三菱UFJフィナンシャルグループ
- 三井住友フィナンシャルグループ
- オリックス
- 三菱HCキャピタル
- 東京海上
上記銘柄のここ10年の増配率を見ると、「三井住友フィナンシャルグループ」以外、1株配当は倍以上になっております。唯一、倍になっていない「三井住友フィナンシャルグループ」でも93%増(140円→270円)です。
ちなみに、この中のトップは「三菱HCキャピタル」で289%増(9.5円→37円)・・・連続増配ランキングも現在、日本の全銘柄中5位なので納得の結果かと・・・
NTTをひたすら毎月100株買う
増配率が高い銘柄は、目先の配当利回りが多少低くても、いずれ増配され購入単価に対しての配当利回りは高くなる傾向です。
中でも「NTT」を優先して購入していこうと考えております。
・購入単価が安い(17,000円程度で単元買える)
・10年増配率が178%
・連続増配も10年以上
・不景気時でも安定した収益が見込める
といった理由から、毎月単元購入を計画しております。
ただ、
配当利回り3%を超えたとき
に限ります。
過去を振り返っても、配当利回り3%を超える場面は多々あり。そして、3%でもレンジ内では下の方・・・やはり、3%は譲れないラインかと個人的には考えております。
他にも「三菱商事」も2023年12月末に株式分割を行い、大分買いやすくなりました。とはいえ、こちらはまだ20万円以上必要なため、毎月買うのは難しい・・・今後、分割して買いやすくなる優良銘柄があれば、あわせて買っていきたいところです。
増配率の高い、中配当銘柄の購入
以前のブログでも紹介しましたが、目先の高配当株より増配株を購入するスタンスに変えます。
増配傾向だが配当利回りがあまり高くない銘柄の例として
- アサヒグループホールディングス
- クボタ
- 信越化学工業
が挙げられます。「村田製作所」あたりも入りますかね?
こういった銘柄は普段は配当利回りが低く、これまでの私のスタンスではレーダーに引っ掛かりませんでした。
しかし、
もし10年前に購入していたら、今の配当利回りは3%を大きく超えていたなー
しかも、株価も相当上がり、値上がりも取れていたニャー
と考えるようになり、購入候補に加える判断をしました。
株式投資において重要なのは、今の配当利回りではなく将来の配当利回りです。少なくとも私は、今より将来を見据えて高配当株投資を行っております。
なら、インデックス投資だけしてればいいじゃん
と言われそうですが、高配当株投資の方が好きなので仕方ありません。インデックス投資だけでは投資好きの私にとって物足りないのです!
また、配当金はもらって嬉しい精神安定剤になります。
高配当株投資といっても、明確な定義はないし、やり方・選定銘柄もひとそれぞれ・・・自分に合ったやり方を私はこれからも模索し続けますし、皆さんもどんどん自分のやり方に変化をつけるべきだと思います。
そうすれば、いつか自分のやり方が通用しなくなったとき、臨機応変に行動できるようになりますから
終わりに
2024年がスタートしました。
本記事は1/3に書いているので、翌日はいよいよ大発会・・・2024年が本格的に始動します。
金利の動向、各国(特にアメリカ)の大統領選挙、自然災害に紛争など、株価が大きく上下動しそうな内容は盛りだくさんな1年です。
ただ、現時点では1年後にどうなっているかなど、投資の神様でも分かりません。我々個人投資家は、できることだけ淡々とやり続けるだけです。
四半期ごとに各企業の健康診断をし、割安になったタイミングを見計らって、資産を積み上げていこうと思います。
それでは、ここまで読んでいただいた方はありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。